2022年5月28日、中京競馬場で「葵S」が開催されました。
葵Sはもともと「OP」でしたが、2022年から「G3」に変更されました。
つまり!G3昇格後、初めての重賞戦です!
クラシック戦線で活躍する3歳牡馬、牝馬共に差がなく、葵S出走組もどんぐりの背比べです。
果たして葵Sを勝利したのは誰か?一緒に見ていきましょう。
葵Sは1番人気のウインマーベルが勝利!2着に2馬身半差を付ける圧勝劇
実力が拮抗する中、葵Sを勝利したのは1番人気の「ウインマーベル」です!
レース序盤から中盤は、前に壁を作る先行策を選択。
行きたがるウインマーベルを、鞍上の「松山弘平騎手」がなだめつつ好意をキープしました。
残り400mの看板を過ぎた時、15番の「ジャスパークローネ」と軽く接触しましたが、ひるむことなく猛追!
逃げる4番「トップキャスト」を残り200mのところで抜き去ります。
追い込んできた「6番:コムストックロード」「13番:ブレスレスリー」を置き去りにし、見事1着でゴールしました。
2着に2馬身半差を付ける圧勝劇でした。
注目されていた2番人気「コラリン」は13着、3番人気「カイカノキセキ」は5着に沈みました。
【ウインマーベル 血統】
- 父:アイルハヴアナザー
- 母:コスモマーベラス(母父:フジキセキ)
ウインマーベルの父に重賞2勝目をプレゼント|親戚にダート活躍馬あり
ウインマーベルの勝利により「父:アイルハヴアナザー」へ、重賞2勝目をプレゼントしました。
アイルハヴアナザーは、アメリカクラシックで「ケンタッキーダービー」「プリークネスステークス」を制した「2冠馬」です。
道半ばで引退し、その後は日本で種牡馬生活を送っています。
産駒は芝よりも「ダート」が強く、中でもウインマーベルと親戚になる「アナザートゥルース」は傑作と言えるでしょう。
2019年「アンタレスS」で勝利すると、重賞の「浦和記念(Jpn2)」「名古屋グランプリ(Jpn2)」等で2~3着!
2021年のチャンピオンズカップ(G1)では、強力なメンバーの中「3着」に入りました。
産駒の活躍を見ると、ウインマーベルも芝だけでなくダートでも活躍するのでは?と思ってしまいます。
その上、ダート短距離路線は「これだ!」と言えるメンバーがいませんのでチャンスだと考えてしまいます。
まとめ
ウインマーベルの次走は、今のところ発表されていません。
短距離路線を変えなければ、8月後半~9月の短距離重賞に出ると考えています。
たとえば、8月に開催される「北九州記念」や「キーンランドカップ」、9月開催の「セントウルステークス」もあります。
他の短距離重賞で結果を残したら、9月後半~10月前半に開催される「スプリンターズステークス」へ行くと思います。
どこに出走するか分かりませんが、次走もウインマーベルの走りに期待しましょう!