2022年5月24日、大井競馬所属の「モジアナフレイバー(牡7)」が引退を発表しました…。
最後のレースは前走の「川崎マイラーズ(S3)」でした。
モジアナフレイバーは私自身、新馬戦のころから見ているお気に入りのダート馬です。
7歳なっても力強い走りと、鬼気迫る追い込みでしたので今年いっぱいはやるのでは?と思っていましたが…残念です。
大井の星「モジアナフレイバー」がどんな競走馬だったのか?
皆さんにも知っていただきたいと思い、これより簡単にですが紹介していきます。
新馬戦はゲート内で転倒し除外|勝島王冠(S2)&大井記念(S1)を制す
モジアナフレイバーのデビューは2017年。
6月の新馬戦でいよいよデビュー…と思われましたが、なんとゲート内で転倒!そのまま競争除外になりました。
ですが!ここからモジアナフレイバーの快進撃が始まります。
同年10月に改めてデビューすると「トーセンスーリヤ(後に中央へ移籍し「重賞2勝馬」になる)」相手に9馬身の圧勝!そこから連勝街道を突き進み、なんと4連勝です!
モジアナフレイバーの進化は止まらず、数々の地方重賞を制覇しました。
- 大井記念(S1)(2019年制覇)
- 勝島王冠(S2)(2018年、2019年制覇)
- 川崎マイラーズ(S3)(2021年制覇)
そして2019年には、中央の競走馬と戦う「ダートグレード」にも出走しました。
- 東京大賞典(G1)(2019年3着)
- マイルチャンピオンシップ南部杯(G1)(2020年3着)
- JBCスプリント(G1)(2021年4着)
東京大賞典では大井の王「オメガパフューム」を相手に3着の好走。
マイルチャンピオンシップ南部杯は、生粋のマイラー「アルクトス」芝&ダートG1優勝の「モズアスコット」相手に3着は立派です!
残念ながら勝ちに至らなかったものの、モジアナフレイバーの走りに地方馬の意地を見ました。
モジアナフレイバーの今後はどうなる?乗馬か種牡馬か?
モジアナフレイバーの今後はどのようになるのか?
発表されていませんが、もしかしたら「種牡馬」になるのでは?と考えています。
父バトルプランは産駒に、中央の「ライオンボス」「ブレスジャーニー」はいるものの、もっぱら「地方」で活躍する馬が多いです。
モジアナフレイバーを始め、エムエスクイーン、エムエスオープン…等々、コンスタントに輩出しています。
その上、バトルプランも種牡馬を引退しているためピッタリだと思われます。
今後どうなるか?モジアナフレイバーの動向に注目です!
モジアナフレイバーの血統&通算成績
モジアナフレイバーの血統
- 父:バトルプラン(産駒に「ライオンボス」「ブレスジャーニー」)
- 母:ナスケンアイリス(母父:フレンチデビュティ)
通算成績
- 28戦10勝(重賞4勝)
- 獲得賞金1億8,515万円