2021年皐月賞や有馬記念を勝利した「エフフォーリア」
2021年ダービー馬であり、2022年ドバイシーマクラシックを勝利した「シャフリヤール」
等々、2021年のクラシック組は実力馬ばかり揃っています。
その中で、同世代の「ラーゴム」が今!ダート路線で大活躍です!
芝では活躍できませんでしたが、ダートに切り替えると飛躍的に向上し、次走は大一番に出るかもしれません。
注目のラーゴムの次走やこれまでの成績などを、紹介していきます。
ラーゴムが帝王賞orプロキオンSを予定|葦毛の王者と対戦なるか?
30秒で分かるラーゴムの軌跡
ラーゴムは、もともと「芝」の中距離路線で活躍した競走馬です。
「きさらぎ賞(G3)」に勝利すると「皐月賞(G1)」「日本ダービー(G1)」に出走するも2桁着順…。
2021年11月20日の「アンドロメダS(L)」で7ヶ月ぶりに勝利しますが、その後は低迷します。
ところが!2022年5月1日のダート「吾妻小富士S(OP)」で力強い競馬で5ヶ月ぶりの勝利です!
ダートでもOP入りを果たしたラーゴムは今!帝王賞かプロキオンSかの岐路に立たされています。
帝王賞出走で王者&歴戦の猛者と対戦|葦毛の王者&歴戦の古馬に勝てるか?
もしラーゴムが帝王賞(Jpn1)に出走すると、葦毛の王者「オメガパフューム」と歴戦の古馬たちと初対戦になります。
現在ですと、以下の競走馬が帝王賞に参加予定です。
- オメガパフューム:東京大賞典4連覇。前走も59kgの斤量ながら勝利
- チュウワウィザード:G14勝。中央・地方・世界で堅実な成績を残す
- クリンチャー:2020年からダートへ転向。転向後は重賞4勝&名古屋大賞典(Jpn3)連覇
発表されていませんが、「テーオーケインズ」や「ミューチャリー」、「カジノフォンテン」等が参加するかもしれません。
中でもオメガパフュームは、引退を撤回してまで2022年のダート戦線に参加しています。
前走のアンタレスS(G3)も、他馬と斤量2~5kg重い中での勝利でしたので、今回の帝王賞も仕上げてくること間違いなしです。
7歳になっても衰えないチュウワウィザード、初めてダートG1の称号を狙うクリンチャー…等々、強豪ばかりです!
ダートのOP入りしたばかりのラーゴムにとって力の差はありますが、帝王賞でラーゴムの走りを見たいものです。
2022年かしわ記念勝者も覚醒|父オルフェーブルの血が覚醒するか?
ラーゴムも、いよいよ「父:オルフェーブル」の血が覚醒してきたかと思います。
古馬になってから重賞で3連続2着の「ヘリオス」
2022年かしわ記念を牝馬で制した「ショウナンナデシコ」等、古馬になってからダート路線で覚醒する馬が増えています。
ラーゴムも、父譲りのスピードとパワーで重賞戦線を勝ち上がるのでは?と思っています。
現状、帝王賞とプロキオンSの両睨みですが、賞金的に問題ないなら帝王賞で見たいです。
もしかしたら、ショウナンナデシコのように覚醒し、他馬を圧倒する競馬をするかもしれませんね!