2022年5月5日に「かしわ記念(4歳上・Jpn1・ダ1600m・1着賞金8000万円)」が開催されました!
かしわ記念は常に、豪華メンバーがー揃うダート戦であり、昨年は地方の雄「カジノフォンテン」が制しました。
過去には、ダートG1(Jpn1含む)5勝であり、かしわ記念を連覇した「ゴールドドリーム」
2014年のフェブラリーステークス以後、覚醒した「コパノリッキー」等が優勝しています。
今回も豪華メンバーが揃ったかしわ記念、誰が勝利したいのか?一緒に見ていきましょう。
2022年かしわ記念は牝馬「ショウナンナデシコ」が勝利!テイエムサウスダウンは3着
2022年かしわ記念は、ダート重賞2連勝で波に乗っている牝馬「ショウナンナデシコ」が優勝しました!
前走のマリーンカップ(Jpn3)を8馬身差で圧勝したものの、今回は大物揃いのレースでした。
- テイエムサウスダウン:2022年フェブラリーステークス2着馬
- ソリストサンダー:左回り巧者であり地方ダートが得意。2021年かしわ記念は2着
- カジノフォンテン:2021年「川崎記念(Jpn1)」「かしわ記念(Jpn1)」の勝者
- インティ:2019年フェブラリーステークス(G1)勝者
- サンライズノヴァ:2019年マイルチャンピオンシップ(Jpn1)勝者
牡馬・牝馬混合のレース経験が少なく、実力馬が集まる中、ショウナンナデシコはどこまでやれるのか?
私自身も注目していました。
レースが始まると、いつもの先行体制ではなく逃げるような立ち位置に移動。
カジノフォンテンが逃げるかと思いきや、ショウナンナデシコだったため意外でした。
最終コーナーまで来た時「もたないかな?」と思いましたが、2着のソリストサンダーを突き放してゴールです!
まさか牡馬相手、それも一流揃いの中でこれほどのレースをするとは脱帽でした。
注目のテイエムサウスダウンは、距離が長かったか伸びを欠き3着です。
これほどの実力馬のため、もしかしたら国内ではないマルシュロレーヌが勝利した「アメリカ」へ旅立つのでは?と考えています。
父&母父の血が覚醒?父オルフェーブル譲りのパワーでダート界を制覇か!?
かしわ記念勝者の「ショウナンナデシコ」の血統を見ると非常に興味深いです。
- 父:オルフェーブル
- 母:ショウナンマオ(母父:ダイワメジャー)
父オルフェーブルは、「金色の暴君」と言われるほど暴れん坊でしたが、3冠馬&凱旋門賞2着の素晴らしい成績を残しています。
その上「悪路」や「重馬場」に強く、一説には「ダートで走らせてみたかった」と言われるほどです。
ダイワメジャーもパワーのいる馬場を得意としており、マイルチャンピオンシップでは他を寄せ付けずに連覇しました。
去年のショウナンナデシコは2勝クラスでしたが、急成長に驚くばかりです!
もしかしたら父、母父の特性を受け継ぎ、今年に入って覚醒したのかもしれません。
ショウナンナデシコの今後はどうなる?国内or海外か?
現在、ショウナンナデシコが「〇〇レースに出走する!」と言う発表はありません。
とは言え、強豪ぞろいの中での1着のため私自身の予想ですが、以下のローテーションになるのでは?と思っています。
【国内ローテーション】
- かしわ記念後は放牧させて休養
- 8月頃に中央、地方重賞に出走
- 「マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)」に出走
- 「チャンピオンズカップ(G1)」に出走
もし、海外遠征をするならマルシュロレーヌが勝った「BCディスタフ(G1)」前に1度、重賞を使ってから渡米だと思います。
どのようなスケジュール、ローテーションになるか分かりませんが、今後もショウナンナデシコの活躍から目が離せませんね!