競馬場のパドックは、馬券判断に欠かせない場所です。
毛づや・歩様・発汗・目つき・気合…等々、挙げるとキリがないほどチェック項目があります。
間近で競走馬を見られる分、JRAでは「パドックマナー」を守るようアナウンスしています。
もし守れませんと、警備員や職員によりパドック、最悪の場合「競馬場から」退場させられます!
あなたが退場させられないよう、守るべきパドックのマナーを紹介します。
一緒に、パドックで気を付けたい事も紹介しますので、最後まで一緒に見ていきましょう。
大声や音を立てるのは禁止!競走馬の集中力を削ぎます
パドックで気を付けたいのが「大声」や「音をたてる」ことの2つです。
競走馬は非常にデリケートであり、少しの音にも敏感に反応します。
大声や大きな音を立てると、競走馬の集中力を削ぎますし、中には暴れる馬もいます。
時にはやる気をなくし、その場に座り込む馬や立ち止まって進まない馬も出てくるのです。
パドック内でもプラカードが立てられるほど、大きな声・音を立てることは禁止のため注意しましょう!
撮影時のフラッシュ禁止!競走馬が暴れる原因になります
もう1つ気を付けたいのが、撮影時の「フラッシュ」です。
パドック内で撮影はOKです!しかし「フラッシュ」は禁止されています。
フラッシュをたかれると、競走馬が驚きます!馬によっては暴れるものも少なくありません。
大声と同様に、パドック内のプラカードや壁にも「フラッシュ禁止!」と書かれるほどです。
良い写真を撮りたい気持ちも分かりますが、パドック内で絶対にフラッシュをたかないよう気を付けましょう。
パドック内の勧誘やスリにご用心!自分の身は自分で守りましょう
パドック内に現れる勧誘に要注意|少しでも怪しいと思ったら無視or係員に連絡
パドック内は競馬好きが集まるため、知らない人同士でも話が弾むことがあります。
しかし!競馬好きを装って「勧誘」する輩もいるのです。
実際に私が出会った勧誘者の例を挙げましょう。
- 〇〇競馬塾の塾生募集
- 競馬セミナーへの勧誘
- 宗教勧誘orねずみ講
私自身も競馬好きの方と話すのは楽しかったので、話しかけられたら競馬の話で盛り上がりました。
ですが、不要な勧誘をする方々もいるのです。
特に多かった勧誘例を紹介しましょう。
- 「私も競馬が大好き!」等のアピールで、相手に親近感を与える
- 少し話が進むと「あちら(競馬場内のレストランや近くの喫茶店)でもっと話しませんか?」と勧める
- 行ってみると、話しかけてきた方以外に数人いる。そこから怒涛の勧誘がスタートする
話しかけてきた方が怪しいと思ったら、無視やパドックから離れましょう。
しつこい場合は、係員に連絡するのもおすすめです。
パドック内にもスリがいる|持ち物は厳重に管理しましょう
G1が毎週のように開催される時、観客席は大勢の競馬ファンで埋め尽くされます。
パドック内も同様です!中に入れないほど、大勢の方々が見物に来ます。
その中に、あなたの持ち物を狙う「スリ」が出没するのです。
スリは基本的に「現行犯逮捕」が必須です。やられた後は時すでに遅しです。
JRAの職員や係員、警察に通報しても犯人の身柄確保は難しいでしょう。
スリの被害にあわないよう、以下の対策をおすすめします。
- バッグを自分の正面に下げる
- 財布はバッグの最深部、または奥ポケットに入れる
- 馬券購入は全て「スマートフォン」で行い、財布や現金を持ち歩かない
まとめ
パドック内では、大声や音を立てる行為、フラッシュ撮影は禁止されています。
上記のことが守れない場合、パドックからの退出や競馬場からの退場を言い渡されます。
また、パドック内の勧誘やスリにも要注意です!
どちらも神出鬼没のため、いつどこから現れるか分かりませんので、自分の身は自分で守りましょう。