初心者から上級者まで、愛される買い方が「枠連」です。
枠連とは、1着・2着の「枠」を順不同で当てる馬券です。
同じく2頭の馬から当てる「馬連」「馬単」「ワイド」とは一線を画す買い方になります。
単勝・複勝を除き、当てやすい馬券のため初心者におすすめの馬券です。
そこで今回、枠連の仕組みから買い方、馬連との違い等々、競馬初心者にも分かりやすく解説していきます。
一緒に、枠連で当たる確率を上げる買い方も紹介しますので、最後まで見逃せませんよ!
【枠連】1着・2着の枠番号を順不同で当てる馬券|仕組みを解説
枠連とは、1着・2着の枠番号を「順不同」で当てる馬券です。
着順に関係なく、買った枠番号が入選していれば当たりのため、馬連や馬単より当たる確率が高くなります。
上記の場合、枠連を当てるなら「3枠」「6枠」の馬券を購入していれば当たりです。
順位が入れ替わっても、1着・2着なら当たりなので大丈夫です。
一方「6枠&7枠」または「3枠&7枠の」の枠連馬券は外れになります。
枠連の仕組みは、「1着・2着の枠番号を順不同で当てる」馬券のため、競馬初心者も分かりやすく当てやすいです。
枠連で高配当は出るの?過去最高の払い戻しはいくら?
「枠連は当てやすいから、高配当が出ないのでは?」
決してそのようなことはありません!
と言うのも、枠連で万馬券、または10万馬券が出るからです。
●1970年2月22日:小倉4歳未勝利戦で「123,410円」
●2017年5月13日:京都3歳未勝利戦で「98,640円」
枠連の最高配当が、1970年2月22日に出た10万円を超える払い戻しです。
最近では、2017年5月13日に「98,640円」も飛び出しています!
当てやすい馬券ながら万馬券も狙えるため、初心者から上級者まで愛されています。
馬連との違いは「枠番号or馬」|枠連よりも当て辛いが高配当
枠連と馬連の違いは「枠番号or馬」にあります。
- 枠連:1着・2着の枠番号を順不同で当てる馬券
- 馬単:1着・2着の馬を順不同で当てる馬券
馬連は、1着・2着馬を順不同で当てなければいけないため、枠連よりも当て辛いです。
ですが、枠連よりも高配当であり歴代最高で「502,590円」の払い戻しがありました。
馬単や3連単よりも当てやすいため、軸にピッタリの馬がいる時、または高配当を手堅く狙いたい時に馬連が使われます。
枠連の買い方を紹介|1点買いや流し、ボックスなど多数あり!
【1点買い】手堅いレースで利用する|分けて買う&同枠で買う時におすすめ
初めに紹介するのは「1点買い」です。
たとえば「1枠=2枠」や「3枠=5枠」等「2枠のみ」選択して購入します。
私の場合、以下の時に1点買いを行います。
- 2枠で決着がつくと考えたとき
- 枠連を別々の金額で買いたい時
また「1枠=2枠:300円」「3枠=5枠:500円」等のように、別々の金額で購入できるのもメリットです!
1枠=1枠、2枠=2枠と言った「同枠」で購入する時も、1点買いが便利です。
【枠連流し】軸にする枠番号を決めて流す|当てる条件とは?
続いて紹介するのは「枠連流し」です。
この方法は「軸になる枠番号」を決めてから、複数の枠番号を設定して流す方法です。
【枠連流しの買い方】
- 軸にする枠番号:1枠
- 流す枠番号:2枠・3枠・4枠・5枠
上記のように、軸を1枠に設定したら「2~5枠」に流しました。
この場合、順不同で「1枠=2枠」または「1枠=3枠」のように来れば当たりです。
ですが!軸にした枠番号は必ず2着以内に来なければいけません!
流した枠番号が1着、2着に来ても外れになりますので注意しましょう。
【枠連BOX】選んだ枠番号の組み合わせを全て購入する|初心者にも使いやすい買い方
出走メンバーの力が拮抗しており、軸が決められない!
または波乱を呼びそうなレースの時におすすめなのが「枠連BOX」です。
枠連ボックスとは「選んだ枠番号の組み合わせを全て購入する」方法です。
こちらのレースで「1枠・3枠・5枠・6枠・7枠」の枠連BOXを買ったとしましょう。
選んだ1枠、5枠、7枠が来なくても、ボックス内の「3枠&6枠」が1着・2着のため当たりです!
このように、1点買いや枠連流しよりも当たりやすく、BOX内に穴馬がいる枠番号含めれば高配当に繋がります。
さらに枠番号を「幅広く購入できる」ため、まずは馬券を当てたい方、波乱を呼ぶレースで穴を狙いたい方にピッタリです。
その分、買い目が多くなるデメリットがあります。
たとえば5頭の枠連ボックスの場合「100円×10通り=1,000円」6頭の枠連ボックスは「100円×15通り=1500円」です。
したがって、枠連を試したい方や穴馬を混ぜて高配当を狙いたい方におすすめです。
【枠連フォーメーション】強い馬がばらけた時におすすめの買い方
枠連フォーメーションとは「軸にする枠番号を複数決めてから別の枠番号に流す」買い方です。
枠連流しと違うのは、軸にする枠番号を複数設定できることです。
軸にする枠番号に「本命」別の枠番号に「2番手」がおり、その枠番号を流したとしましょう。
万一、本命の枠番号が来なくても2番手に決めた枠番号&流した枠番号が来ればOK!
私自身も「本命馬が信用できない時の抑え」「強い馬がばらけた時」等に活用します。
こちらのレースで、枠連フォーメーションを以下のように買いました。
- 軸にする枠番号:3枠、8枠
- 流す枠番号:1枠、3枠、4枠、5枠、7枠、8枠
こちらの買い方なら、軸にした枠番号の8枠が来なくても「3枠」が入っているのでOKです。
2着以内に「4枠」が入ったため、このレースは当たりになります。
枠連流しより買い目は多くなりますが、ボックスよりも買い目を抑えつつ、当たる確率を上げられます。
穴馬も混ぜれば高配当も狙えるため、枠連に慣れたら挑戦してみましょう!
まとめ
枠連は「枠番号」を順不同で当てる馬券のため、単勝や複勝に続き当てやすい馬券です。
飛びぬけた馬がいないレース、波乱含みのレース等で購入すれば、思わぬ高配当も期待できます。
もちろん、競馬を始めたばかりの方にもおすすめです!
枠連は「9頭以上出走するレース」で販売されるため、存分に活用して馬券を当てましょう!