荒れる中山牝馬Sでブービー人気が1着!?大外から差し切り勝ち
中山牝馬Sは「荒れるG3」として有名なレースです!
と言うのも、2014年の「1番人気:フーラブライド」を境に、1番人気の馬が全く勝てないからです。
2022年の中山牝馬Sはどうだったのか?
結論を先に述べますと「大荒れ」です!しかも、ブービー人気が1着です!
勝った馬は「15番人気:クリノプレミアム」
昨今のレースは、2021年の「長岡S(3勝クラス)」の勝利から、オープン競争の壁に阻まれ勝てずじまい。
2022年の「G3京都金杯」で5着に入るも、次走は惨敗でした。
主戦の「1600m⇒1800m」に変更した影響か、さらに人気が落ちブービー人気。
不利を受け、最終コーナーは大外からまくりあげる競馬でしたが、「父:オルフェーブル」譲りの強烈な末脚で最後は差し切り勝ちです。
私自身もノーマークであり、クリノプレミアムを軸や紐に入れていた方は素晴らしいと思います。
2着も「12番人気:アブレイズ」のため、馬連は「10万馬券」3連単は「173万馬券」に化けました!
松岡正海騎手はウインブライト以来の重賞勝利|ステイゴールド一族はお手の物か?
クリノプレミアム鞍上の「松岡正海」騎手は、2019年12月の香港C勝馬「ウインブライト」以来の重賞勝利です。
ウインブライトは、松岡騎手の手綱さばきで2019年の「QE2世C」「香港C」2つのG1タイトルを獲得しました。
無論、ウインブライト以外にも、父ゴールドシップ譲りの豪脚「ウインキートス」の手綱も握っていました。
そして今回は、父オルフェーブルの「クリノプレミアム」で勝利です。
松岡騎手の手にかかれば、ステイゴールド一族を勝利に道ぶくのは容易いのか?と思わせるほど縁があります。
クリノプレミアムの今後の予定、たとえば「次走は重賞の〇〇に出走させる」等は発表されていません。
ハンデの恩恵はあったものの、距離延長で格上を豪快に差し切るのですから、申し分ない力を持っています。
G1は厳しくとも、G2~G3あたりで勝ち星を積み重ねて欲しいです。
もちろん、鞍上は松岡正海騎手をお願いします!