名馬が何頭も誕生した伝統のレース「名古屋大賞典」
過去には、G1ウィナーや伝説の名馬が出走し、後に出世街道を歩んでいきました。
- 2009年:スマートファルコン
- 2012年:ニホンピロアワーズ
- 2013年:ホッコータルマエ
- 2017年:ケイティプレイブ
この他に、2018年のG1「JBCクラシック」「チャンピオンズカップ」で3着に入った「サンライズソア」も勝利しています。
2022年も中央競馬&地方競馬から合計12頭が集まり鎬を削りました!
果たして勝利したのはどの馬か?一緒に見ていきましょう。
2022年の名古屋大賞典はクリンチャーが勝利|地方馬のジンギが3着に入る
2022年の名古屋大賞典の勝者は、中央競馬所属の「クリンチャー」です!
父はG3毎日杯から怒涛の4連勝で「NHKマイルカップ」「日本ダービー」を制した「ディープスカイ」
母は、母父に「ブライアンズタイム」の血統を持つ「ザフェイツ」です。
正直な感想を言うと、以下の理由でクリンチャーが来るとは思っていませんでした。
- パドック周回、返し馬でいつもの覇気がない。おとなしい雰囲気だった
- 東京大賞典の時と比べ、馬体が若干緩い。もっとハリのある馬体だった
- スタートから中盤まで、焦っているかのような競馬
レース中も中団に揉まれ、ゴールまであと200mでは先頭から2馬身離れている。
これは届かないと思いましたが、クリンチャーの末脚がさく裂します!
先頭のケイアイパープルを「アタマ差」で差し切り、見事連覇達成です。
3着は2021年の名古屋大賞典以降、地方競馬で複勝圏内を外したことがない「ジンギ」が入りました。
名古屋大賞典で史上4頭目の連覇達成|次走は帝王賞か?
2022年の名古屋大賞典を勝利したクリンチャーは、史上4頭目となる連覇達成です。
3頭目の連覇が2005年の「クーリンガー」のため、17年ぶりの連覇です!
勝利したクリンチャーの次走は発表されていません。
個人的な予想ですが、次は6月に開催される「Jpn1:帝王賞」に進むと思われます。
5月に「Jpn1:かしわ記念」があるものの、こちらは「1600m」のマイル戦です。
クリンチャーとしては「1800~2000m」がベストと思っているため、2000mの帝王賞はピッタリと考えます。
そして何より、2021年も名古屋大賞典勝利後、そのまま帝王賞に参戦しました。
クリンチャー自身に問題がなければ、前回3着の帝王賞で大活躍するでしょう!
まとめ
出世レースの名古屋大賞典で勝利した馬達は、G1タイトルを獲る、または重賞戦線で大活躍します。
今回勝利したクリンチャーも、2021年のチャンピオンズカップこそ負けましたが、8歳でも力を証明しました!
もし帝王賞に参戦するなら、今度こそ帝王賞の勝利馬になって欲しいと思っています。