2022年も皐月賞トライアル「弥生賞ディープインパクト記念」がやってきました!
このレースで「3着以内」に入ると、勝ち星や賞金に関係なく「皐月賞 優先出走権」が与えられます。
今回の弥生賞では、2歳王者に輝いた「ドウデュース」が注目されていました。
果たして、ドウデュースは3歳初戦を飾れるのか?
はたまた2022年のクラシック戦線に名乗りを上げる馬は出るのか?
弥生賞の結果、そして次のレースに繋がる見逃せない馬達を紹介します。
2022年の弥生賞はアスクビクターモアが勝利|ドウデュースは届かず2着
今年の弥生賞は、3番人気の「アスクビターモア(鞍上:田辺裕信 騎手)」が制しました!
素晴らしいスタートを決めると、逃げる3番の「リューベック」の後方で待機。
最終コーナーで疲労が見えるリューベックを外側から抜き去ると、中山の急坂をなんのその!
「坂なんてあるの?」と言わんばかりの末脚を炸裂し、猛追するドウデュースを振り切りました。
2着は、首差で「ドウデュース(鞍上:武豊 騎手)」が入りました。
負けたとはいえ、馬ごみの中の競馬を覚えさせた、馬同士のぶるかりあいでもひるまない根性を見れたのは大きな収穫です。
皐月賞はフルゲートが予想されますので、頭数が多くなってもドウデュースの安定した走りが見れると思います。
ちなみに、勝ったアスクビターモアは「父:ディープインパクト」の血統であり、今回のレースでは1頭だけでした。
その他の血統で見るとリオンディーズやキズナ、またはハービンジャー産駒等が並びます。
弥生賞ディープインパクト記念で勝利したのが、ディープインパクトの子供なのは運命を感じます。
3着のボーンディスウェイは不気味な存在|中山競馬場で好走する中山巧者
今回の弥生賞で、不気味な存在だったのは3着の「ボーンディスウェイ(石橋脩 騎手)」です。
確かにホープフルSは負けたものの「中山競馬場」で安定した成績を出しています。
にもかかわらず、9番人気の低評価。「もしかしたら中山巧者では?」と思っていましたが、予想は的中でした。
1着・2着と大差がない3着であり、最後の直線も脚色が全く衰えませんでした。
他の馬達が中山の急坂で苦戦する中、ドウデュースと同じ3ハロン「35.0秒」を叩き出しています。
ドウデュース以上に馬群に囲まれており「途中でやる気をなくすかな?」と感じましたが、全くその気配はなし!
囲まれても、ぶつかっても問題なしと言わんばかりにボーンディスウェイを猛追しました。
2022年の弥生賞は負けたものの、皐月賞を含めた中山競馬場で開催されるレースで、不気味な存在になるかもしれません。
まとめ
最後に、ジュニアカップを2馬身差以上の大差で破った私の推し馬「インダストリア」は5着でした。
インダストリアが負けたのは非常に残念!
ですが、馬体や弥生賞の走りを見ると、2000mよりも1400~1600mのマイル寄りかな?と思います。
個人的に、皐月賞に出るよりは「NHKマイルカップ」または夏の「関谷記念」等、マイルレースの方が活躍するかな?と思っています。
もし馬体が仕上がれば、2022年のマイルチャンピオンシップもよさそうですね!
今回の弥生賞で勝利したアスクビターモア陣営の皆さん、本当におめでとうございます!
2着のドウデュース・3着のボーンディスウェイには、皐月賞まで怪我なく過ごし、本番で大いに暴れて欲しいです。