白毛馬と言えば、桜花賞制覇&フェブラリーステークス3着の実績馬「ソダシ」がいますね?
ですが、地方競馬にも可愛い白毛馬もおり、中でも有名なのが「デルマイダテン」です。
中央所属でしたが活躍の場を地方に移すと、勝利を重ねていきます。
これからだ!と思った矢先に「引退」のニュースが入りました。
個人的に残念ですが、彼の活躍や生まれ、そして今後はどうなるか?端的に紹介します。
目次
母は突然変異で白毛馬に!?地方で活躍するデルマイダテン
父方&母方の血統に白毛なし|突然変異で誕生した白毛馬
白毛馬の多くは「遺伝」によって体色が白い、または「ブチコ」のように白&黒の体色になることが多いです。
では、デルマイダテンはどうかと言うと…
- 父:ジョーカプチーノ(葦毛)⇒父血統に白毛なし
- 母:マダムブランシェ(白毛)⇒母系統に白毛なし
本来なら父・母の血統のどちらかが「白毛の血統」を受け継ぎます。
しかし、母方のマダムブランシェは突然変異で誕生した白毛馬です!
先祖をたどっても「鹿毛」「青鹿毛」と言った毛色のみであり、白毛が誕生することがほぼありえません。
急に毛色が変わった血統ながら、デルマイダテンは母方の毛色が遺伝したことで「白毛馬」になったのです。
地方競馬で活躍するデルマイダテン|引退後は乗馬になります
デルマイダテンは中央競馬でデビューするものの、芝&ダートで勝てない競馬が続きます。
そこで「地方競馬」に所属を変更すると、惜しい競馬が2戦続きましたが3戦目で初勝利です!
私自身も、デルマイダテンが出るレースを見ていたため「ようやく勝った!」と大いに喜びました。
1戦休んでから臨んだレースで勝利し、いよいよ地方の特別戦に挑戦!と思った矢先…
デルマイダテンの引退が発表されました。
まだまだやれると思っていましたが、決定したからには仕方ありません。
今後は、北海道で「乗馬」になるため、社会情勢が落ち着いたら見に行きたいと思います!
欲を言えば、白毛一族を残して欲しいので、種牡馬入りできればと考えています。