2022年も牝馬の出世レース「エンプレス杯(Jpn2)」が開催されました!
2021年、アメリカG1の最高峰「BCディスタフ」に勝利した「マルシュロレーヌ」
連覇を飾った「ホクトベガ」G1戦線で牡馬に負けない競馬をした「アムールブリエ」等、数々の名馬を輩出しています。
今回もそうそうたるメンバーが揃い、今年のG1戦線を占うレースと言って過言ではありません!
果たしてどの馬が勝利したのか?一緒に見ていきましょう。
エンプレス杯はショウナンナデシコが勝利!差し切り勝ちで重賞初制覇
2022年のエンプレス杯の勝者は「ショウナンナデシコ」です!
スタートは芳しくなかったものの、逃げるサルサディオーネを見る2番手集団で追走。
内々をつく経済コースを通り、最終コーナーに突入します。
最後の直線で内を絞められましたが、乗りに乗っている吉田隼人騎手の手綱さばきが光ります!
サルサディオーネが空けた一瞬の隙間を見逃さず、インコースへ再度攻めると、ショウナンナデシコの末脚がさく裂。
脚色は全く衰えず、見事な差し切り勝ちで「重賞初制覇」を飾りました。
逃げたサルサディオーネは、惜しくも2着に終わったものの「8歳」でこの成績は、さすがエンプレス杯の元チャンピオンと言えます。
同期のレーヌブランシュは見どころあり|出遅れ&大外回りでも3着に好走
3着に入ったのは、ショウナンナデシコと同期の「レーヌブランシュ」です。
たらればですが、もしスタートの「大出遅れ」や「大外回り」がなければ勝利していたと思います。
スタートで思いっきり出遅れ、さらに2週目の第3コーナで前に出ます。
さらに、最終コーナーでは大外を回ってサルサディオーネに攻めかかります。
これだけ不利な状況にありながら、最後は3着に好走したため馬自身の力はショウナンナデシコに負けていません。
コースロスがあった、早仕掛け等でスタミナがなくなった等で、最後は伸びきれませんでしたが次回は狙い目と感じます。
現在、ショウナンナデシコ、レーヌブランシュの次走は公表されていませんが、次のレースも2頭から目が離せませんね!