地方競馬の重賞が賞金増額!?東京大賞典が1億円台!帝王賞&川崎記念も増額発表

中央競馬で活躍する騎手達は重賞、特にG1では死に物狂いで1着を狙います!

競走馬の勝ち星を増やす、お世話になっている厩舎スタッフ・馬主のために頑張る!

等々ありますが「賞金」も頑張る原動力だと思います。

特にジャパンカップや有馬記念は、通常のG1賞金を軽く超える「4億円」です!

そんな中、地方競馬で衝撃的なニュースが入りました。

それは、地方競馬のJpn1クラスの「賞金増額」です!

地方G1ですが、数々の名馬を輩出した「帝王賞」「東京大賞典」等も対象です。

では、どれほど賞金がアップしたのか?1つずつ見ていきましょう。

目次

東京大賞典の賞金が1億円台!川崎記念&帝王賞も8000万円に変更

2021年、ダート王者「オメガパフューム」が史上初の4連覇を達成した「東京大賞典」

東京大賞典の賞金は8000万円でしたが、今回の変更によりなんと!「1億円」になりました!

これは中央で開催される2歳G1「朝日杯FS(賞金7000万円)」「阪神JF(6500万円)」等より3000万円以上も多い金額です。

もう少し金額が上乗せされると、牝馬3冠の最期「秋華賞(賞金1億1000万円)」に匹敵しますね。

そして1月の地方G1「川崎記念」5月の「かしわ記念」ダートG1の半期を占める「帝王賞」も以下のように増額されました!

  • 川崎記念⇒:6000万円⇒8000万円にアップ
  • かしわ記念:6000万円⇒8000万円にアップ
  • 帝王賞:6000万円⇒8000万円にアップ

3つの地方G1も2000万円増額され「賞金8000万円」にアップ!

ダート馬は芝で入る馬達よりも息が長いとは言え、賞金の低さが問題でした。

ですが、このように地方G1の賞金が上がるのは喜ばしいことと思います!

筆者の思いは更なる賞金アップ!増額を願う3つの理由

今回の地方G1の賞金アップは、非常に喜ばしいと共に「更なる賞金アップ」を期待します。

「競馬はスポーツ!お金お金と汚い言葉は不要!」

と思われる方もいると感じます。ですが私自身、地方G1に限らず地方重賞の賞金増額を強く願います。

その理由が下記に紹介する3点です。

海外に挑戦できないダート馬の賞金加算

現在、ダート馬が賞金を加算するのは非常に厳しいです。

芝重賞よりも賞金が少なく、ダートG1数も少ない。特に地方馬が中央G1を取るのは狭き門です。

「それならサウジアラビア、ドバイ、アメリカでレースすれば?」

と思われますが、全員が全員、資金が潤沢にあるわけではありません。

そして何十年と積み重ねた知識と技術は、パッと出の地方馬やオープン馬がマネできないのです。

その点、地方G1や地方重賞の賞金がアップすれば、海外に行けない地方馬たちが、賞金を加算できます。

賞金が増えれば出走できるレースが広がりますし、引退後の価値も上がるでしょう。

競走馬を囲む方々のやる気が上がる|若手の地方騎手&厩舎スタッフが夢を見られる

競馬に限らず、スポーツ選手を悩ませるのが「お金の問題」です。

お金が潤沢にある、またはスポンサーから大量のお金が入るスポーツは問題ありません。

一方マイナースポーツや注目されないスポーツは、資金繰りが厳しく、スポーツチームの解体や選手の引退問題が出てきます。

これは地方競馬も同様であり、平地競争でも中央なら「1着賞金:500~1000万円」のところ、地方では「1着賞金50~150万円」と非常に低い!

数をこなしても、中央競馬より賞金が少ないのでは騎手のやる気も落ちますし、競走馬を管理する方々の気力も落ちます。

ですが、地方競馬の平地含め賞金が増額されれば、競馬を囲む方々のやる気が上昇すると考えます。

騎手も今まで以上に鞭をふるい、賞金のおかげで地方の厩舎やトレーニング施設の増強にも繋がるでしょう。

賞金が増えれば、若手騎手や若手の厩舎スタッフのやる気にも繋がるため、今後の増額に期待します。

賞金増額でお客様が増える|有力馬の参戦&海外馬の参戦で集客する

地方重賞の賞金増額、特に「Jpn1」の増額はお客様が増える絶好のチャンスと思います。

新しく開催された「サウジカップデー」は、最終レースでなんと賞金10億円です!

最終レース以外のG3でも1億を超える賞金のため、海外馬が集まり、さらには日本馬まで参戦しました。

10億円を目指せとは言いませんが、騎手や調教師、関係者も賞金が高いレースを目指します。

賞金が低いレースに有力馬やスターは来ませんし、海外馬はもってのほかです。

そうすると、お客様も知っている馬、有名な馬を見たいので仮にG1でも人が集まらないのです。

もし賞金が増額され、有力馬や海外馬も参戦すれば、以下のメリットが受けられると考えます。

  • 有力馬&海外馬の参戦でお客様が集まる。馬券以外に飲食代、遠方の方から宿泊代もとれる
  • 有力馬、海外馬は「チーム」で来るため大所帯。周辺地域の活性化(飲食・宿泊・娯楽等)に繋がる
  • 一度でも海外馬を呼べば、帰国後に口コミで広がる。翌年以降、続々と参戦する可能性がある

売上は地方競馬場に限らず、周辺地域にも広がります。

売り上げが上がれば、競馬場の改修工事に充てられますし、地域住民からも喜ばれることでしょう。

贅沢を言えば、もう少しJpn1の賞金を増額し、海外の有力馬を集めて欲しいところです。

まとめ

地方競馬の賞金が増額されることは非常に良いことです!

海外へ参戦できない地方馬の賞金加算ができますし、騎手や競馬関係者のやる気にも繋がります。

さらに、日本の有力馬や海外の有力馬を呼べれば、更なる集客効果も期待できます。

いきなり何千万、何億円と増額するのは厳しいですが、少しずつでも増額できれば良いと考えています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次