2022年のG2中山記念が2月27日に開催されました!
中山記念は数多くの名馬が出走しており、過去5年間では以下の名馬が勝ち星を挙げました。
- 2017年:ネオリアリズム⇒中山記念後に「香港QE2世C」優勝
- 2018&2019年:ウインブライト⇒2019年は「香港QE2世C」「香港カップ」優勝
- 2020年:ダノンキングリー⇒2021年に安田記念制覇
- 2021年:ヒシイグアス⇒同年の「香港カップ」で2着
勝ち星を挙げた馬達は総じて、G1タイトル獲得、またはG1で好走するケースが目立ちます。
2022年の中山記念を制したのはどの馬か?一緒に見ていきましょう。
2022年の中山記念はパンサラッサが勝利|大逃げで重賞2勝目を挙げる
2022年の中山記念は、2番人気の「パンサラッサ」が勝利しました。
パンサラッサは、現在では珍しい「大逃げ戦略」で勝ち星を挙げており、中でも2021年の福島記念は圧巻です!
大逃げで最後はばてるのでは?と思いきや、他馬を寄せ付けず5馬身以上離して勝利しています。
今回の中山記念でも同様の戦略です。スタートをスムーズに出ると、我先にと先頭へ躍り出ます。
1000mまで「2番:トーラスジェミニ」「13番:ワールドリバイバル」が追走。
ですが、1000mを「57.6秒」のハイペースで逃げるパンサラッサに付いていけず、2頭は早々に脱落。
私もパンサラッサの逃げを見ていましたが、今回は相手も強くG1に出ているメンツが集結。
最後は差される、または追い込み勢に飲まれるか?と思っていましたが…
その差が全然縮まらず、ようやく追い込んできた「11番:カラテ」「12番:アドマイヤハダル」に2馬身半差を付けてゴール!
中山の急坂もなんのその!脚色は衰えず、見事な逃げ切りでした。
パンサラッサは春のG1に挑戦するか?狙うは大阪杯?安田記念?
ホープフルS1着、マイルチャンピオンシップ3着の「ダノンキングリー」を負かし、皐月賞でエフフォーリアに負けながらも3着に入った「アドマイヤハダル」に勝利したパンサラッサ。
G2で強力なライバル達を逃げで勝ち切るのですから、G1に出ても戦える、もしくは勝利するのでは?と感じます。
中でも大阪杯は狙い目と考えています。
と言うのも、この時期は「ドバイ」「香港」で大規模レースが開催され、強烈な馬達がいないからです。
海外組や国際競争に挑戦する馬達は、早めに出国するため大阪杯には出走しません。
中距離スペシャリストのパンサラッサなら、この時期を狙うことでG1タイトル獲得できるのでは?と思います。
もしくは、距離短縮で安田記念への出走もあるのでは?と感じます。
既に引退したコントレイルと同期のパンサラッサには、どこかでG1タイトルを獲得していただきたいものです。
※ちなみに私の中山記念の馬券は大外れでした(笑)