2022年2月25日(金)、G1「阪神3歳牝馬S」を制し、数々の名馬を輩出したビワハイジが29歳で亡くなりました。
死因は老衰とのことです。
女帝「エアグルーブ」と同期のビワハイジは、阪神3歳牝馬Sで先着したもののチューリップ賞で2着に敗退。
桜花賞は「ファイトガリバー」に敗れ、日本ダービー出走時は「音速の末脚がさく裂する!」でお馴染みの「フサイチコンコルド」に敗れました。
その後は体調面の問題もあり、1998年のG3京都牝馬特別に出走後は引退しました。
しかし!母親になってからのビワハイジは、数々の名馬を輩出しました。
アドマイヤジャパン | 京成杯(G3)勝利。皐月賞3着、菊花賞2着 |
アドマイヤオーラ | シンザン記念(G3)勝利、弥生賞(G2勝利) |
ブエナビスタ | 23戦9勝(G16勝)賞金約14億円を獲得 |
ジョワドヴィーヴル | 阪神ジュベナイルフィリーズ勝者。ジェンティルドンナ、ヴィルシーナと同期 |
トーセンレーヴ | エプソムC(G3)勝者。重賞戦線で堅実な成績を残す |
中でも「ブエナビスタ」は降着はあったものの「ヴィクトワールピサ」「ローズキングダム」等々、強敵がいる中で勝利した名牝です。
もちろん、その他の子供達も安定した成績を残し、母親としてのビワハイジの評価を上げました。
亡くなったことは非常に残念ですが、子供たちが種牡馬や母親して頑張っています。
子供たちの活躍を天から見守ってくれることでしょう。