【ジャックドール】エフフォーリア世代の逃げ馬登場!逃げの競馬で重賞制覇を狙う

2021年の競馬界は、クラシック戦線で惜しくも日本ダービーを逃した皐月賞馬「エフフォーリア」が席巻しました!

2022年に入ると、2021年のクラシック馬たちは「エフフォーリア世代」と呼ばれるほどです。

そんなエフフォーリア世代に、新たな挑戦者が出てきました!

その馬の名は「ジャックドール」です。

逃げの競馬で2022年2月22日現在「4連勝中」!次走の金鯱賞で重賞初制覇を狙います。

ジャックドールがどのような馬か?この記事で分かりやすく解説します。

目次

逃げの競馬で未勝利戦を9馬身差!プリンシバルSで日本ダービーを狙う

2021年のクラシックは「エフフォーリア」「シャフリヤール」「ステラベローチェ」等々、一度は聞いたことがある面々が話題の中心でした。

そんな中、ジャックドールが知られるようになったのは「3歳未勝利戦」でした。

阪神競馬場のタフな馬場をものともしない圧巻の逃げ戦法!

2着になんと、9馬身差を付ける競馬でした。

ジャックドールは、勢いそのままに日本ダービーの出走権を賭けた「プリンシバルS」に出走します。

ところが、オープンやリステッド競争の壁にぶつかります。

スタートも素晴らしく、自分の得意なポジションで競馬をしたものの、相手は重賞馬や重賞出走する強豪達。

常に1馬身以内に保たれ、時には突っつかれるやりにくい状態が続きました。

最後の直線でも伸びきれず結果は5着。日本ダービー出走よりも、リステッド競争の厚い壁に跳ね返されたのです。

4ヶ月の休養後に馬体強化!3勝クラスを余裕の勝利

プリンシバルS後、4ヶ月間の休養に入りました。

休養から戻ってきたジャックドールは、プリンシバルSを走ってた頃の馬体とは180度変わっていたのです。

体重は16kg増えたものの、贅肉が乗っている、背割れしている馬体ではありません。

馬体に締まりがあり、筋肉が増量。サラブレッドが本来目指すべき馬体へ進化しました。

3歳以上1勝クラスでは、2着に2馬身差を付け勝利!

ウエルカムS(3勝クラス)では「鞭を使わなくても余裕ですよ」と言わんばかりに、3馬身差を付ける圧勝劇でした。

リステッド競争は通過点|目指すはG1制覇

ウエルカムSを余裕で勝利したジャックドールは、プリンシバルS以来のリステッド競争「白富士S」に出走します。

出走するメンバーもリステッド競争だけあり、良いメンバーが集まりました。

  • ディープモンスター:皐月賞、日本ダービー、菊花賞すべてに出走
  • アドマイヤハダル:若葉S(L)勝者。皐月賞で4着に入る実力馬
  • グラティアス:京成杯(G3)勝者。皐月賞、日本ダービー、菊花賞すべてに出走

この他にも、歴戦の古馬たちも揃ったため一筋縄ではいかない勝負です。

私自身、白富士Sの勝利は難しいかな?と思っていました。

重賞馬や重賞出走の経験がある競走馬が軒を連ねたため、プリンシバルSの二の舞になるのでは?と考えていました。

しかし!蓋を開けてみたら私の考えとは真逆でした。

スタートを上手に決めると、スムーズに逃げの展開を作ります。

2着とは1馬身半ほど開け、1000m59.4秒の平均タイムで刻んで最終コーナーに突入。

既に後続馬との間隔がなくなり飲み込まれる!と思いましたが…

残り400mの看板を過ぎても差がつまらない。残り200mの看板を過ぎると2馬身近い差を付けていたのです。

最終的に1馬身半差で勝利しましたが、直線が長く特殊な形状の東京競馬場で、逃げて勝つのはお見事!

リステッド競争は通過点と言わんばかりの強烈な印象を、競馬ファンに与えました。

まとめ

体調に問題なく、賞金も足りていればG1の「大阪杯」または「安田記念」で逃げの競馬で勝つところを見たいです。

それほど私自身、ジャックドールが強い競走馬と思っています。

2月22日現在、次走は「金鯱賞」が予定されており、もし勝利すればG1タイトルも見えてくるでしょう。

今後もジャックドールの活躍から目が離せません!

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