不調の判断は馬体で確認できる|初心者にも分かりやすい不調or凡走しやすい仕上がりの見分け方

出走する競走馬達の状態を確認するなら「パドック周回」がおすすめ!

パドックなら、馬体を見ながら好調か?不調か?確認できます。

特に馬体の出来具合が良い、仕上がっている馬はレースで好走しやすいです。

もしかしたら、思わぬ穴を開ける1頭になることも!?

初心者にとって、良い馬体を見分けるのは非常に難しいです!

ですが「不調」や「凡走しやすい馬」の見分け方は、どなたでもできます。

そこで、私の経験をもとに「仕上がっていない馬体の見分け方」を分かりやすく紹介します。

目次

太く見える馬は要注意!背割れしている馬は調教不足です

人間も贅肉が体に乗ると動き辛くなるように、馬も贅肉が乗れば走れません!

下腹部に贅肉が乗って太く見える、または全体のバランスを見たときに「お尻」の部分が大きすぎるのはいけません!

このような馬は、休み明けで調教不足だったり、食べ過ぎで太ってしまった可能性があります。

特にお尻の部分が大きいと「背割れ」を起こします。

後部から見た時、左右のお肉が盛り上がり、背中を中心に、まるでらくだのコブみたいになります。

これは明らかに太目の証拠です!

背割れを起こしている馬は、お腹や胸部にも無駄な贅肉が乗っており、パドック周回でも重たさを見せます。

したがって、太目に見える馬、中でも背割れを起こしている馬は避けましょう。

2~3歳の成長期は体重増が当たり前!?葦毛の馬体は紛らわしい

4歳以降の古馬が、著しい体重増加はアウトですが、2~3歳は体重増が当たり前です。

馬体が年を重ねるごとに仕上がっていくため、若駒の中には以前のレースから「10~20kg」増加する馬もいます。

若駒を見る時、数十キロ増加しているから見限るではなく、パドック周回で太目かどうか?確認しましょう。

また、葦毛の馬体は「ふっくら」と見えやすく、真っ黒な馬体に挟まれるとより太目に見えます。

葦毛の馬を狙うなら、色が濃い馬が過ぎた後に太目かどうかチェックしましょう。

必要以上の細目はマイナス!疲労&食が細くなった可能性あり!

腹が巻き上がるほどの細見はNG!見分けるポイントは?

馬体を見た時、下腹部のラインが股下に切れ込むように見える状態があります。

この状態は、細目を表す「腹が巻きあがる」と言います。

筋肉に張りがあっての細目なら良いですが、後ろ脚が長く見えるほど腹部が痩せているのはいけません。

レースを使い過ぎて疲れがたまっている、食が細くなり瘦せてしまった…等々、不調の原因が考えられます。

もし、お腹周りが異様に細く、巻き上がるほどの状態なら避けた方が良いでしょう。

骨格が見えているほど痩せるのは危険!不調、病気等が考えられます

最近では殆ど見られませんが、中には骨格が見えるほど痩せすぎている馬がいました。

ギリギリを攻めた調教なら、馬体に張りがあり、筋肉も付いた極限状態です。

痩せているにもかかわらず、筋肉が落ちている状態、馬に覇気がなくうなだれている状態はアウトです!

明らかに状態が悪く、馬体重も20~30kgほど下がっている可能性があります。

覇気がなく、やせ細った馬が好走するのは稀のため、馬券から外すことをおすすめします。

まとめ

仕上がりの良い、悪いは競馬経験を重ねることで分かってきます。

ですが、仕上がりの良くない馬を見分けるなら、これまで紹介したポイントを確認すればOKです!

太目の馬、背割れしている馬、さらには細すぎて覇気がない馬…等々、競馬を始めたばかりの方でも分かりやすいです。

馬券を買う前に、パドック周回で一度でも良いので馬体を確認しましょう。

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