【2022】共同通信杯はダノンベルーガが勝利|クラシック戦線に名乗りを上げる

毎年、クラシック候補が勢ぞろいする「共同通信杯」

2015年はドバイターフを制した「リアルスティール」2着に2冠馬となる「ドゥラメンテ」

2021年は古馬相手に一歩も引かない「エフフォーリア」ダービー馬「シャフリヤール」が出走していました。

もちろん、他の世代も有力馬が集まり、後にクラシックで勝利する馬、古馬になりG1タイトルを取る馬が誕生したのです。

有力馬が揃う2022年の共同通信杯、本来なら重賞戦線に出走or勝利している馬。

経験豊富な馬が勝ち切るのですが…今年はなんと!共同通信杯で2戦目の「ダノンベルーガ」が勝利しました!

レース展開~ゴールまで、管理人の考えを交えて紹介します。

目次

1番人気のジオグリフを危険視|管理人注目のアサヒはどうか?

共同通信杯で最も支持されていたのは「ジオグリフ」です。

札幌2歳Sを制すると、ホープフルSで不利はあったものの5着に滑り込む力強い競馬でした。

私自身も「出走メンバーでジオグリフは抜けている!」と思っていましたが…、パドックで落ち着きがなく返し馬でも厳しい状態…。

一方、私が注目する「アサヒ」は落ち着きの中に静かな闘争心を感じさせるパドック周回。

返し馬も騎手の言うことを聞いており、問題はなさそう!あとはスタートが決まればOKです!

ただ、この中で1番不気味だったのは「ダノンベルーガ」です。

共同通信杯を入れ「2戦」のみ。普通なら、今まで見たことない有力馬たちに驚き、パドックでチャカチャカする。

または落ち着きの無さをみせますが、全く動じませんし返し馬でも颯爽と走り去っていきました。

新馬戦で上がり3ハロンを、余裕で「33.1秒」出した馬ですが「経験が浅い馬は危険かな…」と思い、私は候補に入れませんでした。

アサヒがまさかの出遅れ!共同通信杯を制したのはダノンベルーガ

返し馬が終わると、いよいよ共同通信杯がスタートです!

注目馬のアサヒはすんなり入り、ジオグリフを除いて他馬もすんなり入りました。

そして共同通信杯の幕が上がった!と言いたいところですが、なんとアサヒが出遅れ!

後方からのスタートになり、有力馬が揃う共同通信杯では絶望的な位置でした。

不気味な1頭「ダノンベルーガ」は、先頭から2馬身離れた位置に展開。

ちょうどジオグリフの後方に位置していました。

最終コーナーに入ると、1番人気のジオグリフが前で逃げる「ビーアストニッシド」を追いかける展開です。

「この2頭で決まるか…」と思った矢先、外からダノンベルーガーが追い込んできました。

松山弘平騎手の一叩きで、直線残り200mで一気に加速。

ジオグリフの猛追もなんのその、簡単に振り切り1着でゴールインです。

2着ジオグリフ、3着は粘ったビーアストニッシド、注目していたアサヒは追い込むも5着でした…。

ハーツクライ産駒の大物誕生か!?皐月賞or日本ダービーどちらに出走?

2戦2勝で共同通信杯を無敗で制したのは、1998年の「エルコンドルパサー」2021年の「エフフォーリア」以来3頭目です!

私の感覚ですが、ハーツクライ産駒の多くが「晩成型」が多い印象です。

  • ジャスタウェイ:4歳の天皇賞(秋)から覚醒
  • リスグラシュー:5歳時に3つのG1タイトルを獲得
  • シュバルグラン:5歳時にジャパンカップ制覇

昨今では、サリオスやドウデュース等、若駒から活躍する馬も増えましたが、それでもディープインパクトやキングカメハメハ産駒に比べると遅いです。

ですが、今回の共同通信杯を見てクラシック戦線も問題ない実力と感じました。

余力を残して共同通信杯を制したため、もしかしたら2014年の「ワンアンドオンリー」以来となる、日本ダービー馬も夢ではありません。

今後の出走予定は公表されていません。

ですが、2022年度の共同通信杯を見ると「日本ダービー」へ直行した方が良いと思います。

雨の稍重馬場で上がり3ハロン「33.7秒」の末脚が出せるなら、皐月賞ではなく日本ダービーで見たいです!

ダノンベルーガの今後の動向は要チェックですね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次