2022年の春G1を占う「G2京都記念」が開催されました。
2021年のオークス馬「ユーバーレーベン」大復活を遂げたダービー馬「マカヒキ」善戦馬「サンレイポケット」
等々、G1と言っても過言ではないメンバーが揃いました。
ところが!京都記念を制したのはブービー人気の「アフリカンゴールド」でした!
その上、3着以内に上位3頭が誰も入らない波乱のレースであり、唯一「サンレイポケット」が3着に入ったぐらいです。
2022年の京都記念はいったい何があったのか?波乱のレースを紹介しつつ、勝利した騎手についても解説します。
マークが薄い逃げ馬がしてやったり!アフリカンゴールドの逃走劇
雨が降り続ける最悪のコンディション|稍重とは思えない馬場でどうなるか?
2022年の京都記念は、お昼頃から雨が降り続きコンディションも悪い状態。
馬場は「稍重」でしたが「重」と言っても過言ではないほど湿っており、波乱があるかもと、管理人自身も思っていました。
この時の1番人気は「ユーバーレーベン」であり、2番人気は「レッドジェネシス」3番人気は重賞制覇で波に乗る7歳馬「レッドガラン」でした。
2番人気のレッドジェネシスは雨が苦手なのか、いつもの気合ではなく嫌がるような素振りを見せていたのは非常に気になりました。
逃げるアフリカンゴールド|ユーバーレーベンの先行策に不安を覚える
京都記念がスタートすると、鼻を切って先頭に出たのは「アフリカンゴールド」でした。
第1~第2コーナーに入るまでに2番手から1馬身、最後方からは7~8馬身程のリードです。
「あれっ?」と思ったのは、ユーバーレーベンが「先行」の競馬をしたことです。
いつもなら、最後の直線で差しに来る、または父親ゴールドシップ譲りの追い込みを見せる馬。
なのに前目で競馬をしていたため、馬が暴走したか、または騎手と調教師との判断で先行策を試しているのか?と思いました。
管理人注目の「ジェラルディーナ」は、スタートが上手にできたので一安心!
もともとスタートが上手ではない馬のため、スタートさえ決めれば、馬券圏内もあるかな?と期待しつつレース展開を見守りました。
アフリカンゴールドまさかの逃走劇!サンレイポケットが3着に滑り込み
最終コーナーに入ると、逃げるアフリカンゴールドと他馬との間が詰まっていきます。
管理人も、アフリカンゴールドの逃げもここまでかと思いましたが、なんと脚色が全く衰えません!
粘りに粘りに、後続勢の追い込みをかわし1着でゴールイン!
2着は伏兵「タガノディアマンテ」3着は追い込んできた「サンレイポケット」です。
管理人注目のジェラルディーナは、追い込み届かず4着どまりでした…。
1~3番人気が総崩れした2022年の京都記念は、誰もが予想だにしない結果でした。
当たった方は本当におめでとうございます!
まとめ
最後に、アフリカンゴールドの鞍上「国分恭介」騎手は、2018年「G3マーメイドステークス」以来の勝利です。
管理人自身も予想だにしない結果でしたが、国分騎手と調教師、そしてアフリカンゴールド陣営のチームワークに頭が下がります。
鞍上の腹をくくった逃げ戦法もお見事としか言いようがありません。
有力馬が海外遠征している中、アフリカンゴールドを始めとする伏兵たちが重賞戦線に名乗りを上げるかもしれません。
これからの重賞戦線がどうなるか?G1も始まりますので楽しみで仕方ないです!