2022年2月12日、中央競馬歴代3位に入る「単勝」が出ました!
その額はなんと!「54,940円」です。
単勝は万馬券、3連複は帯封の「2,141,740円」3連単は「14,600,040円」!
静かな田舎なら、3連単の払い戻しで家が建ちますね。
大波乱のレースを生み出したのは、16頭中16番人気の「ヤマメ」です。
「聞いたことがないな…」と思う方もいることでしょう。
そこで、単勝の歴代配当を紹介しつつ、ヤマメはどんな馬なのか?勝利に導いた騎手は?
管理人の考えや思いを含め、簡単に紹介していきます。
単勝の歴代配当を塗り替えた!1位の配当金額は?
「単勝万馬券なのに、歴代1位じゃないの?」
と驚かれる方もいると思いますが、残念ながらこの金額では1位になれません!
単勝の最高配当を記録したのは「2014年4月26日(福島8R)」です。
16頭中16番人気が1着になり、単勝は「58,940円」になりました!
そのため、今回の金額では1位を塗り替えることはできません。
「それなら3連複、3連単はどうなの?」
こちらも、TOP3の記録を塗り替えることはできませんでした…。
3連複(最高配当) | 2006年9月9日(中京3R)16頭中13番、12番、8番人気がはいり「6,952,600円」 |
3連単(最高配当) | 2012年8月4日(新潟5R)17頭中14番、12番、10番人気がはいり「29,832,950円」 |
今回の4歳以上2勝クラスで、さらなる下位人気が入れば記録を塗り替えたかもしれません。
ですが!1つのレースで万馬券、帯封が出るのは考えられないことです。
当たった方、本当におめでとうございます!!
コントレイル&サリオスと同期のヤマメ|騎手の手綱さばきorハンデの強みか?
新馬戦以降は勝てないヤマメ|同期に差を付けられる
2021年2月12日の4歳以上2勝クラスに出走した「ヤマメ」
実は三冠馬「コントレイル」香港マイルでしぶとい競馬をした「サリオス」と同期です。
管理人がヤマメを初めてみたのは、2019年の「函館2歳S」です。
前走の新馬戦(ダート1000m)を勝ち、臨んできたとあって人気は12番人気。
正直、管理人自身も実力に差があると思い、買い目にはいれませんでした。
結果は12位であり、見どころのある競馬、次につながる競馬はなく終わったのです。
※次走の「なでしこ賞」では、重賞5勝馬の「テイエムサウスダン」と戦っています。
この後は鳴かず飛ばずであり、この間にもコントレイルは三冠馬。サリオスは香港マイル。
函館2歳Sの勝者「ビアンフェ」は短距離路線で堅実な競馬を見せています。
騎手の腕でもぎ取った2勝目|小林脩斗騎手を今後も期待します!
ヤマメが次に挑戦したのは、門別競馬場の「レダ特別」でした。
中央馬が地方のレースに出走するのは珍しくなく、交流重賞も開催されるほどです。
地方と中央ではレベルが違うため、中央馬に「勝つ快感」そして「勝ち癖」を付ける意味でも、出走させることがあります。
もちろん、ヤマメは2着に6馬身付ける圧勝劇!次走は凡走したもの、いよいよ4歳以上2勝クラスの日が来ました。
ヤマメは中団の後方に位置し、じりじりと押し上げていきました。
最終コーナーを抜けた時、先頭とは4~5馬身以上も離された位置です!
さすがにこれは届かないと思いましたが、あれよあれよと抜き去り、気づいたときには1着でゴールインです。
上がり3ハロンは、このレーストップの「35.7秒」であり、悪くない数字を叩き出しています。
今回の勝利について、管理人は以下のように考えます。
- 最低人気のためノーマーク。馬、騎手共にやりやすい競馬ができた
- トップハンデ57kgの中、ヤマメは「52kg」。軽量ハンデの恩恵か?
- 地方勝利で馬に輝きが戻った
これらの理由はありますが、鞍上の「小林脩斗 (コバヤシシュウト)」騎手が「軽量ハンデを活かした競馬」と「馬の実力を最大限発揮した」ことが勝利に結びついたと思います。
重賞出走は未だない3年目の騎手ですが、今年は何かやってくれる!そんな気がします。
小林脩斗騎手の今後の活躍、大いに期待しますよ!
まとめ
単勝万馬券が飛び出し、歴代の単勝配当「3位」を塗り替える波乱のレースでした。
3連複も帯封、3連単に至っては数千万円の配当が出る等、今年の競馬は何が起きるか分かりませんね!
とは言え、勝利へ導いた小林騎手の手綱さばき、そして軽量ハンデをとことん活かしたレース展開はお見事です。
更なる経験を積めば、今年の重賞勝利も見えてくることでしょう。
管理人はこのレース当たったかと言うと…1~3着馬全て馬券に入っておらず、全部外しました…。
単勝万馬券がでるようなレースを、いずれは取りたいものです!