【プログノーシス】エフフォーリア世代の期待馬登場!上がり3ハロン32.8秒の末脚で勝負

2021年、3歳馬ながら競馬界を驚かせた「エフフォーリア」

天皇賞(秋)では、最強馬「コントレイル」短距離&マイル女王「グランアレグリア」を倒し、有馬記念では歴戦の古馬たちを一蹴しました。

しかし!エフフォーリア以外にも、同世代の注目馬たちが数多く揃っています。

その中の1頭が「プログノーシス」です。

クラシック戦線に名乗りを挙げておらず、2勝クラスを勝ち上がったばかりです。

そんな馬を、なぜ管理人が注目しているのか?

これまでの経歴や注目レースを踏まえ、注目理由を紹介します。

目次

不利な展開でも末脚さく裂!|シャフリヤールと鎬を削った毎日杯

不利な展開から豪快な差し切り勝ち|クラシック前哨戦へ駒を進める

プログノーシスのデビューは非常に遅い!

なんと「2021年3月13日:3歳未勝利戦」がデビュー戦でした。

15頭立てのレースであり、最終コーナーでは大外を回らせる展開。

逃げ馬のプリュムドールまで7馬身以上も離されたため、普通なら絶望的です。

ところが、プログノーシスは諦めることなく大外から強襲!見事、プリュムドールを指し切りました。

馬場が「重に近い稍重」で、上り3ハロンを「35.1秒」出せるのはお見事です。

その後は、クラシック前哨戦ともいわれる「G3毎日杯」へ駒を進めました。

ダービー馬シャフリヤールと初対決|ハイペースながら3着の大健闘

G3毎日杯で待ち受けていたのは、2021年のダービー馬になる「シャフリヤール」です。

共同通信杯では、世代の頂点に立った「エフフォーリア」に負けたものの、負けて強しの内容でした。

毎日杯の火ぶたが切られると、誰もが想像していなかった「ハイペース」に2頭共、巻き込まれました。

1000mのタイムは57.5秒!逃げる「8番:ウエストンバート」が飛ばしに飛ばしていたのです。

シャフリヤールは、ウエストンバートの後方に付き、プログノーシスは後方。

最後の直線!シャフリヤールとグレートマジシャンの2頭は、ハイペースに付き合ったとは思えないほどの末脚。

プログノーシスも懸命に足を伸ばすも、1馬身3/4足りずに3着でした。

とは言え、ハイペースに巻き込まれながらも、シャフリヤールと変わらない「34.1秒」の上がり3ハロンを記録しています。

デビューして2戦目が重賞にもかかわらず、3着に入ったのは大健闘です。

武田尾特別で見せた32.8秒の末脚!管理人激推しのレース

皆さんに是非、見ていただきたのは2021年11月21日に開催された「武田尾特別」です。

3歳以上1勝クラスを勝利したプログノーシスは、5ヶ月の休養を挟み武田尾特別に出走しました。

クラシック戦線に名乗りを挙げられなかったものの、このレースで渾身の競馬を見せてくれました。

プログノーシスが出遅れ!最後方からの競馬に絶望を感じました

プログノーシスの休養明け初戦が始まるとあって、管理人も競馬チャンネルで実際に見ていました。

シャフリヤールと大差ない競馬をしたのだから、ここでは問題ない!と思った時です。

スタートダッシュが決まらず、まさかの「出遅れ」です…。

馬も進まず(騎手があえて下げさせたのか?)、結局最後方からの競馬でした。

「これは駄目だな…」見ていた私も思ってしまうほどです。

最後の直線で豪脚を披露!他馬を寄せ付けない強烈な末脚!

最終コーナーに入った時、未勝利戦と同じく大外を回される不利な展開でした。

逃げる「3番:アトミカ」とは10馬身以上離されており、さすがに届かないだろうと思いました。

しかし!プログノーシスは騎手のゴーサインに答えると、豪快な末脚をさく裂!

まるで、赤子の手をひねるような完璧な競馬で勝利しました。

「2勝クラスで言われてもな…」

と感じる方もいると思いますが、上り3ハロンを見てください!

なんと「32.9秒」をマークしました!

外の芝が荒れていない、芝コンディションが「良」だったから…等々、理由もあると思います。

ですが「出遅れ」「最後方の競馬」「大外回し」の不利があったのに、このタイムを出せるのは優秀です!

これだけ見事なレースを見せてくれたプログノーシスを、注目しないわけにはいきません。

次走はどこになるか?発表されていませんが、重賞戦線、またはG1レースに出れれば、台風の目になるでしょう。

まとめ

シャフリヤール世代は、タイトルホルダー・シャフリヤール・ステラヴェローチェ等々、強い馬達が数多く揃っています。

ですが、プログノーシスを始めとするシャフリヤール世代は、まだまだ残っています。

中には「同期より強い!素質があった!でも体調の関係でクラシックに出れなかった…」と言う馬がいると考えています。

2022年の競馬界、もしかしたらシャフリヤール世代が大いに活躍するかもしれません。

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