掲示板に乗る競走馬を当てる馬券の中で、多くの方に愛されているのが「馬連」です。
馬連とは、1着・2着の馬を順不同で当てる馬券です。
同じく2頭の馬から当てる「馬単」「ワイド」とは一線を画す買い方になります。
単勝・複勝を除いた馬券の中で、当たりやすい馬券ながら万馬券が時折飛び出します。
レースによっては何十倍、何百倍と配当が付くため回収率も高く、夢馬券も狙える馬券です!
そこで今回、馬連の仕組みから買い方、馬連や馬単との違い等々、競馬初心者にも分かりやすく解説していきます。
一緒に管理人がおすすめする「馬連フォーメーション」の買い方も紹介しますので、最後まで見逃せませんよ!
【馬連】1着・2着の馬を順不同で当てる馬券|仕組みを解説
馬連とは、1着・2着の競走馬を「順不同」で当てる馬券です。
着順に関係なく、買った競走馬が入選していれば当たりのため、馬単や三連複等より当たる確率が高くなります。
馬連を当てる際、「5番:スワーヴアラミス」「11番:オーベルニュ」の馬券を購入していれば当たりです。
順位が入れ替わっても、1着・2着なら当たりなので大丈夫です。
一方「11番:オーベルニュ」「13番:ブルベアイリーデ」の馬連馬券ですと、残念ながら外れになります。
馬連の仕組みは上記のように、1着・2着を順不同で当てれば良いので、競馬初心者にも分かりやすい馬券です。
馬連は高配当が出る!?過去最高の払い戻しはいくら?
馬連は意外にも「高配当」が出やすい馬券です。
仮に1着や2着が1番人気でも、2着以内に下位人気が来れば配当が高まります。
1番人気が2着以内に来なければ、万馬券になることもあるのです!
ちなみに、馬連の最高配当がいくらついたか知っていますか?
なんと!「50万円以上」の払い戻しになったのです!
●2006年9月9日(中京3R)16頭中13番、12番人気がはいり「502,590円」
夢を狙える馬券でもありますので、競馬初心者に限らず上級者にも愛される馬券と言えます。
馬単やワイドと何が違う?馬連との違いを解説
馬単との違いは順位付け!馬連より当たりにくいが高配当
馬連と馬単の違いは「順位付け」にあります。
- 馬連:1着・2着の馬を順不同で当てる馬券
- 馬単:1着・2着の馬を着順通りに当てる馬券
馬単は着順通りに当てなければいけない分、馬連よりも当たる確率が低いです。
ですが、馬連よりも高配当であり歴代最高で「1,498,660円」の払い戻しがありました。
買い目も馬連より多くなりますので、固いレースや高配当狙いで使われやすいです。
ワイドは2着・3着までOK!馬連より当たりやすく低配当
馬連と馬単の違いは「当たる範囲」にあります。
- 馬連:1着・2着の馬を順不同で当てる馬券
- ワイド:3着までに入る2頭の組合せを当てる馬券
ワイドは「1着・3着」「2着・3着」も当たりのため、馬連より当たりやすい馬券です。
その反面、馬連よりも低配当であり高配当を狙う方にはおすすめできません。
当たりやすさを重視する方、ワイド1頭軸で穴狙いの方に使われる馬券です。
馬連の買い方を紹介|流し&ボックス、フォーメーションなど多数あり!
【1点買い】上位2頭で決まる時に活用|分けて買いたい時にもおすすめ!
初めに紹介するのは「1点買い」です。
1点買いとは「2頭のみ」選択して購入する買い方であり、たとえば以下の時に利用します。
- 上位2頭で決着がつくと考えたとき
- 馬連を別々の金額で買いたい時
群を抜けて強い馬が2頭いたとき、流しやボックスで購入するより買い目を抑えられます。
当たった時の払い戻しが大きいのも、1点買いの特徴です。
また「馬連①=②:200円」「馬連①=③:300円」のように、別々の金額で買いたい時にも活用されます。
ちなみに管理人は、馬連を別々の金額で買いたい時に利用します。
【馬連流し】軸馬を決めて購入する|1頭抜けている馬がいればおすすめ!
続いて紹介するのは「馬連流し」です。
この方法「軸馬」を決めてから、数頭を設定して流す方法を指します。
たとえば「①番」の馬を軸馬に決めたら「①=②、③、④…⑧」のように購入します。
流しで購入すると、軸馬が必ず「2着以内」に来なければ外れです!
先ほどの例で、仮に①番が来ないで他の②・③で決着した場合は当たりになりません。
私が馬連流しで購入する時「1頭抜けている馬がいる」と思ったら活用します。
もしいない場合は、後ほど紹介する馬連ボックスや馬連フォーメーションで勝負します。
【馬連ボックス】選んだ馬の組み合わせを全て購入する|初心者にも使いやすい買い方
競馬を始めたばかりの方におすすめしたいのが「馬連ボックス」です。
馬連ボックスとは「選んだ馬の組み合わせを全て購入する」方法です。
こちらのレースで「③・⑤・⑪・⑬・⑮」の馬連ボックスを買ったとしましょう。
仮に選んだ③番、⑬番、⑮番が来なくても、ボックス内の「⑤番&⑪番」が1着・2着のため当たりです!
このように、1点買いや馬連流しよりも当たりやすく、ボックス内に穴馬を含めれば思わぬ高配当に繋がります。
その分、買い目が多くなるデメリットがあります。
たとえば5頭の馬連ボックスの場合「100円×10通り=1,000円」6頭の馬連ボックスは「100円×15通り=1500円」です。
したがって、馬連を試したい方や穴馬を混ぜて高配当を狙いたい方におすすめです。
【馬連フォーメーション】買い目を抑えて確率を上げる|管理人おすすめの買い方
管理人が最もおすすめする馬連の買い方は「馬連フォーメーション」です。
馬連フォーメーションとは「軸馬を何頭か決めてから数頭に流す」買い方です。
馬連流しと違うのは、軸馬を何頭も設定できることです。
軸馬を「本命」「2番手」に設定して流せば、仮に本命がこなくても2番手に決めた軸馬&流した馬が来ればOK!
管理人も「抜けた馬がいない時」「本命馬が信用できない時の抑え」等で頻繁に活用します。
たとえばこちらのレースで、馬連フォーメーションを以下のように購入しました。
- 軸馬:①、⑥、⑪
- 流す馬:②、⑧、⑨、⑩、⑬、⑭
こちらの買い方なら、軸馬で1番人気の⑪番、2番人気の⑥番が来なくても「3番人気の①番」が入っているのでOKです。
2着以内に「11番人気の⑭番」が入ったため、このレースは当たりになります。
※ちなみに、このレースは馬連で万馬券になりました
馬連流しよりも買い目は多くなりますが、ボックスよりも買い目を抑えつつ、当たる確率を上げられます。
穴馬も混ぜれば高配当も狙えるため、馬連に慣れたら挑戦してみましょう!
まとめ
馬連は、競馬を始めたばかりの方~競馬上級者まで愛される馬券です。
順不同で1着・2着を当てるため、単勝&複勝を除いて当たりやすく、高配当も狙えます。
さらに「馬連流し」「馬連ボックス」「馬連フォーメーション」等々、幅広い買い方があるのも魅力的です。
2着以内に穴馬が入れば高配当を期待できますので、あなたも馬連を試してはいかがですか?