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外国産馬、地方馬の意味があります
〇外は外国産馬|クロフネやアグネスデジタル等が挙げられます
競馬新聞や競馬情報サイトで、馬名の上に「〇外(マル外)」とされている馬は「外国産馬」です。
外国で誕生した馬を日本へ輸入し、調教して中央競馬に出走させます。
以前、天皇賞や皐月賞・日本ダービー・菊花賞等のクラシックレースに出走できませんでした。
現在は、国際的なG1と認められているため、外国産馬枠が設けられるようになったのです!
無論、青葉賞や弥生賞と言った「トライアルレース」にも参加でき、条件を満たせば優先的に出走できます。
有名な外国産馬ですと、クロフネやアグネスデジタルを始めとする名馬達が挙げられます。
- シンコウラブリイ(マイルチャンピオンシップ)
- ヒシアマゾン(エリザベス女王杯)
- タイキシャトル(マイルチャンピオンシップ、高松宮記念等)
- グラスワンダー(有馬記念、宝塚記念等)
- メイショウドトウ(宝塚記念)
- モズアスコット(安田記念、フェブラリーステークス)
- シュネルマイスター(NHKマイルカップ)
□地は地方馬|メイセイオペラやコスモバルク等が挙げられます
「□地」とは、馬名登録時に「地方競馬」に登録し、中央競馬に出走する競走馬を指します。
地方馬としてデビューする馬もいれば、中央所属だが地方へ転属する馬…等々がいます。
正直なところ、地方馬と中央馬ではレベルに差があるため「Jpn1(かしわ記念、東京大賞典等)」を始めとする交流重賞では歯が立ちません。
ですが「オグリキャップ」や「イナリワン」と言った名馬を輩出したのも地方です!
たとえば、地方からフェブラリーステークスを勝利した「メイセイオペラ」や、世界で活躍した「コスモバルク」等が挙げられます。
他にも地方馬ながら、現在も活躍する馬、活躍した名馬達が多数存在します。一例を紹介しましょう。
- オグリローマン(半兄にオグリキャップ。桜花賞勝利)
- トロットサンダー(マイルチャンピオンシップ、安田記念)
- アローキャリー(桜花賞)
- トウカイポイント(トウカイテイオーの息子。マイルチャンピオンシップ勝利)
- レッドキングダム(中山大障害)
- フリオーソ(帝王賞、川崎記念、かしわ記念等)
- カジノフォンテン(川崎記念、かしわ記念等)
- ノンコノユメ(フェブラリーステークス)
- ミューチャリー(JBCクラシック)
- ブルドッグボス(JBCスプリント)
ひと昔前に比べ、地方馬のレベルが格段に上がっています。
もしかしたら、中央競馬所属の馬達を脅かす地方馬が続々と出てくるかもしれませんね!