牡馬3冠の最後の1冠「菊花賞」が今年も開催されました。
今年の勝利馬は、4番人気の「ドゥレッツァ」です!
ドゥレッツァの走りは、皐月賞馬「ソールオリエンス」、ダービー馬「タスティエーラ」を寄せ付けない競馬でした。
最初こそ掛かり気味で「逃げるのか?」と思わせるほど、パクスオトマニカ、リビアングラスの前に出ました。
しかし鞍上のルメール騎手が、まるで馬と意思疎通が取れているかのようになだめると、落ち着きを取り戻し3番手の行為にとりついたのです。
最後の直線でも脚色が鈍ることはありません。
後方からソールオリエンス、タスティエーラが迫りますが自慢の末脚が炸裂!
3000mの長丁場ながら、ラスト3ハロンがメンバー最速の「34秒6」。
同世代を子ども扱いするかのような、独走態勢で最後の1冠を手に入れました。
ちなみに、ドゥレッツァは重賞初挑戦であり、初挑戦で菊花賞を制覇したのは「メジロマックイーン」以来3頭目。なんと33年ぶりの快挙だったのです!
ドゥレッツァの次走は未定ですが、既に12月10日に開催される香港国際競争に登録済み。
ジャパンカップや有馬記念に出ず、香港に旅立つかもしれませんね!
最後になりますが、菊花賞に参加された各陣営の皆様、本当にお疲れ様でした!