2023年の宝塚記念は、1頭だけ異次元の走りを見せた「イクイノックス」が勝利しました。
宝塚記念前、実況者や解説者、競馬評論家は「イクイノックスを止めるには囲むしかない」と、暗に言うほど絶対的な実力です。
現にパドック周回、返し馬でも抜群の仕上がりを見せていました。
レースが始まると、ユニコーンライオンとドゥラエレーデの鍔迫り合いの中、イクイノックスは外々を回す展開に。
他馬よりも余計に走らされていましたが、内々で揉まれるよりも良いと判断したと思われます。
その証拠に、最終コーナーで大外に打膨れましたが抜群の手ごたえで上がってきました。
阪神内回りの短い直線ながら、最後の最後で差せるのですから、とんでもない競走馬と感じますね…。
イクイノックスにも驚きましたが、2着の「スルーセブンシーズ」にも驚かされました。
イクイノックスと同じ位置で道中を追走すると、最後は馬群を突き抜けてきました。
もし前に壁がなければ、イクイノックスに土を付けたと思います。
最後に、イクイノックスは今後の目標として「ジャパンカップ」にしているとのことです。
ジャパンカップで勝利すれば、アーモンドアイを抜き獲得賞金1位になりますね!
今後のイクイノックスの活躍を大いに期待しましょう!