速報です。
G1レースこそ勝てませんでしたが、ブロンズコレクターとして愛された「ナイスネイチャ」
2023年5月30日、天国へ旅立ったことが分かりました。35歳でした。
存命中の重賞馬の中で最高齢です。
ナイスネイチャは、1988年4月16日に誕生し、1990年の12月にデビューしました。
1991年に「小倉記念」を勝利すると、京都新聞杯や鳴尾記念、G2だった高松宮杯を制する等、重賞戦線で大いに活躍したのです。
数々のG1レースに参戦するものの、同世代、若い世代に強力なライバル達が立ちふさがりました。
例えば…
- 菊花賞(1991):レオダーバン
- 有馬記念(1991):ダイユウサク、メジロマックイーン
- 天皇賞秋(1992):レッツゴーターキン
- マイルCS(1992):ダイタクヘリオス
- 有馬記念(1993):トウカイテイオー、ビワハヤヒデ
等々、ここでは紹介しきれないほどのG1レースに出走しました。
中でも「有馬記念:3年連続3着」と言う珍記録を持っています。
G1馬ではありませんが、大レースで善戦するバイプレイヤーとして人気が高く、更にスマホゲーム「ウマ娘」に登場すると、人気に火が付きました。
引退馬への寄付金では、2023年に「7400万円」を超え過去最高になったのです!
しかし、2023年5月からカイ食いが減り、日に日に衰弱していきました。
最終的に苦しまないよう、獣医師と相談の元、5月30日 12:40分に旅立ったとのことです。
天国では、ゆっくりのんびりと暮らして欲しいと願っています。