オッズを見ると、ずば抜けて1番人気になる馬が時折見られます。
たとえば「1倍台」、人気は2倍台ですが2番人気や3番人気と大きくかけ離れている馬…等々、挙げるとキリがありません。
人気は「単勝」の売り上げにより決定されますが、中には危険な人気馬も潜んでいます!
そこでこの記事では、なぜ人気馬が出てくるのか?危険な人気馬の見分け方は?
等々、詳しく解説していきます!
人気馬には理由がある!人気になる理由とは?
人気馬になる理由として3つ挙げられます。
- 実績馬
- 良血馬(新馬戦や未勝利戦で見られます)
- 連帯率の高い馬
実績馬とは、レースで常に勝利しいている馬、または重賞レースを何度も勝利している馬が挙げられます。
勝利を積み重ねてきたからこそ人気になるため、単勝が買われやすいです。
同様に「連帯率の高い馬」も、買われるケースが多いです。
新馬戦や未勝利戦では「良血馬」が好まれます。
たとえば「ディープインパクト産駒」「ロードカナロア産駒」等々、牡馬や牝馬の血統を見て買われます。
競馬は「ブラッドスポーツ」と言われるほど、血統が大切なスポーツです。
そのため、新馬戦や未勝利戦では、血統が注目され人気が上がるのです。
危険な人気馬を見分ける!管理人が教える危険な人気馬とは?
ここから紹介する「危険な人気馬」は、管理人の経験から見分け方を紹介します。
100%正解ではありませんので、参考にしていただけると幸いです。
新馬戦、未勝利戦の良血馬&兄弟が重賞馬
父母が活躍する良血馬、または兄弟が重賞馬、またはG1馬の場合、人気が集中しやすいです。
しかし競走馬の能力は「レース」で証明されます。
「良血馬だから買い!」「セリで〇億円の馬だから間違いない!」等と思い、購入すると痛い目を見ることも…
(現に私自身も、新馬戦で何度もやられています…)
また「兄弟が重賞馬」「兄or姉がG1馬」と言った時も人気が集中しやすいです。
競馬を何年、何十年と続けており新馬・未勝利馬の良しあしが分かるのなら挑戦しても良いでしょう。
ですが、競馬を始めたばかりの方は、ある程度実績を積んだ競走馬が出るレースを選びましょう。
調教だけ良く見えるor調教駆けする競走馬
調教だけ良く見える競走馬、調教駆け(調教時計が良いこと)する競走馬も危険な人気馬です。
と言うのも、以下の理由があるかです。
- 精神面が弱く、調教は良くてもレースで凡走する
- 馬が「調教だけ上手く見せれば良い」と覚え、本番では手を抜く
ですが「精神面が弱い競走馬」は、経験を重ねる、または条件(得意距離、馬場、騎手等)が揃えば化ける可能性があります。
経験値を増やした競走馬は、以前の成績は何だったのか?と思わせるレースを見せてくれます。
一番厄介なのは、調教だけ良く見せれば良いと覚えた競走馬です。
何回出ても凡走するケースが多く、危険な人気馬になります。
この見極めができると、競馬の勝率が上がりますよ。
実績馬の人気が集中している
最後に注意したいのは、実績馬の人気が集中していることです。
実績馬だから当然!と思いたいところですが、購入前に以下のポイントを確認しましょう。
- 競馬場への輸送が大丈夫か?
- パドックを見て極端に痩せている、または太り過ぎていないか
- 実績馬の不得意なコースではないか?
競馬を始めたばかりの方は輸送、パドックは分かりにくいので、実績馬の「得意or不得意コース」を絶対にチェックしましょう!
一番分かりやすい例が、2007年有馬記念(G1)を制した「マツリダゴッホ」です。
マツリダゴッホは「中山専用」と言われるほど、中山巧者の競走馬です。
一方、中山競馬場以外で成果を残せず、凡走ばかりでした。
このように「〇〇競馬場は得意」「他の競馬場は苦手…」と言う競走馬もいるため、購入前に必ずチェックしましょう。
そして慣れてきたら「輸送は大丈夫か?」「パドックの様子はどうか?」等々を確認しましょう。