1月の名物レース「愛知杯(G3)」が今年も開催されました。
4歳以上の牝馬限定戦&ハンデ戦のため非常に荒れます!
2019年に1番人気の「ノームコア」が2着に来てから3年間、3着以内に1番人気は入りません。
2020年には9番人気の「デンコウアンジュ」、2022年には7番人気の「ルビーカサブランカ」と言った、人気薄が1着になる波乱のレースです。
今年も大いに荒れたのか?はたまた、2014年の「1着:1番人気、2着:2番人気」と言った固い決着になるのか?
一緒に見ていきましょう!
アートハウスが愛知杯勝利!重賞2勝目を挙げる
結論を先に述べますと、今年の愛知杯は1番人気の「アートハウス(鞍上:川田騎手)」が勝利しました!
アートハウスは、2022年のクラシック戦線に参戦した実力馬です。
強烈な印象を私たちに残した「スターズオンアース」「スタニングローズ」「ナミュール」等、強敵と戦い、秋華賞では5着に食い込みました。
今回の愛知杯、重賞馬ながら、秋華賞と同じ斤量「55kg」で参戦できたのも大きいでしょう。
馬場が思わしくない中、最終直線で外に持ち出すと残り200mで急加速!
粘る13番「アイコンテーラー」を捉えると、最後は「1.3/4馬身差」を付け完勝です。
2着は7番人気の「アイコンテーラー」、3着は2番人気の「マリアエレーナ」でした。
2022年のクラシック世代は、牡馬&牝馬共に強い!と言われていましたが…
ハンデ戦で古馬を圧倒するとは、正直思っていませんでした。
重馬場&中距離を問題なく走れるなら、パワーとスタミナ両方を求められる「大阪杯(G1)」も視野に入るのでは?と思います。
川田騎手&中内田厩舎無双!?11R&12Rを連勝
愛知杯を勝利した川田騎手、そして管理する中内田厩舎の快進撃は止まりません!
なんと12R「4歳以上1勝クラス」の「アスクコンナモンダ」で勝利を飾りました。
もちろん、11Rのアートハウスと変わらず鞍上は「川田騎手」、厩舎は「中内田厩舎」です。
アスクコンナモンダは「+12kg」に増加したものの、太目を見せない素晴らしい体系です。
1番人気こそ譲りましたが、斤量57kgのハンデをものともせず、11番人気の「モズゴールドバレル」に3馬身差を付けて勝利しました。
同じ騎手&同じ厩舎が立て続けに勝利するのは、非常に珍しいことです。
もしかしたら2023年の競馬は、川田騎手と中内田厩舎のタッグが席巻するのでは?と思ってしまいます。