【2022】秋華賞はスタニングローズ勝利!バラ一族初の牝馬G1制覇!!

2022年10月16日、牝馬3冠レースの最終戦「秋華賞(G1)」が開催されました。

クラシック路線を進んだ牝馬、ステップアップレースから参戦する牝馬、抽選突破の牝馬…等々が集い、最後の1冠をそれぞれ狙っていました。

果たして、2022年の秋華賞はどの馬が勝利したのか?一緒に見ていきましょう。

目次

スタニングローズが勝利!人馬共に初G1を決める

結論を先に述べますと、秋華賞の勝利馬は「スタニングローズ」です。

多くの方が2冠馬「スターズオンアース」の3冠を期待したところですが…スタート直後に躓くアクシデント!

ライラックと共に後方からの競馬になりました。

そんな中、スタニングローズはスムーズなスタートを決めると、先行策で3~4番手を追走。

ブライトオンベイスが緩やかな流れを作る中、しっかり脚を溜めて最終コーナーに入ります。

最終コーナーで若干、他馬に揉まれましたが上手に持ち出すと一気に加速!

残り200mで外側からナミュールの猛追、インからスターズオンアースの強烈な末脚もありましたが、1/2馬身差で制しました。

秋華賞の勝利で、人馬共に初G1勝利です!

先々週のG1「スプリンターズステークス」で同期の「荻野極騎手」に続き、坂井瑠星騎手も初G1タイトルを取るとは…正直思っていませんでした!

坂井瑠星騎手、並びにスタニングローズ陣営の皆様、本当におめでとうございます!

バラ一族から牝馬初のG1タイトル|曾祖母、祖母の無念を晴らす勝利

ここでちょっとした小話を挟みます。

実はスタニングローズ、由緒ある「バラ一族」です。

「バラ一族って何?」と言う方のために、簡単に解説しましょう。

10秒で分かるバラ一族

  • フランス輸入馬「ローザネイ(繁殖牝馬)」から派生する一族
  • ローズキングダム(2009年~2013年)がG1を取るまで、20年近くG1から見放された
  • 牝馬のG1馬はなく、スタニングローズが初めての牝馬G1を決める

過去にもバラ一族の牝馬が秋華賞に挑戦しています。

しかし、曾祖母の「ロゼカラー:3着」祖母の「ローズバド:2着」と、あと一歩届かない!

そこへ彗星のごとく現れたのが、バラ一族の最終兵器「スタニングローズ」です。

フラワーカップ(G3)でローズキングダム以来の重賞勝利を決めると、オークスで2着。

今回の秋華賞で、曾祖母&祖母の無念を晴らすように、バラ一族初となる牝馬G1勝利を達成しました。

2022年の秋華賞は、初物ばかりのレースになりました。

今後もスタニングローズや坂井瑠星騎手の活躍に期待しましょう!

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