個人的に注目しているダート馬「オマツリオトコ」の3戦目「ヤマボウシ賞(1勝クラス)」が、2022年10月1日に行われました。
前走は格上挑戦の「函館2歳S(G3・芝1200m)」でしたが、見せ場を作る3着に好走!
再びダートに戻ってきましたが…果たしてオマツリオトコの結果はいかに!?
オマツリオトコがダート連勝!5馬身差を詰める迫力満点の末脚
スクーバ―参戦!前走7馬身差の強力なライバル登場
ヤマボウシ賞の注目馬は、オマツリオトコよりも1番人気に推された「スクーバ―」でした。
スクーバ―は前走の2歳未勝利戦で、2着に7馬身差を付ける強い競馬を見せました。
その勢いのまま参戦したため、多くの方から指示されたと思います。
更に!スクーバ―と同じ未勝利戦で戦った1番人気の「トモジャミ」も、次走の未勝利戦で「3馬身差」を付け勝利!
強力なライバルが参戦したヤマボウシ賞で、オマツリオトコはどのような競馬を見せてくれるのか?
中団でレースを進めるオマツリオトコ|最終コーナーで5馬身以上の差を付けられる
オマツリオトコはスタートすると、スクーバ―と同じ先頭集団に付かず「中団」でレースを進めました。
しかし!新馬戦以上に砂をかぶってしまい、見ていた私自身も「こんなに砂をかぶって大丈夫か?」と思うほど!
砂をかぶりすぎると、馬がやる気をなくす、または砂を嫌がり寄れて無駄なスタミナを使う…等々、悪いことばかりです。
それでもオマツリオトコは、ひるむことなくレースを進めていき最終コーナーに突入しました。
ところが…先頭集団の脚色が衰えず「5馬身以上」も離れていました。
ここから追い込むには、相当なパワーとスタミナがないと難しい!
万事休す…かと思われましたが、ここからがオマツリオトコの本領発揮です!
オマツリオトコが上がり最速で末脚を披露!父に中央競馬2勝目をプレゼント
残り200mでも、先頭のスクーバ―と5馬身離れていました。
ところが、200mから強力な末脚を披露!
1番のルーカスミノルを簡単に追い抜くと、残り100m付近でスクーバ―を差しきります。
5馬身以上も差があったのに、終わってみれば2着に「1.3/4馬身」付ける圧勝でした!
エンジン点火まで時間はかかったものの、終いの脚は目を見張るものがありました。
今回の勝利で、「父ヴィットリオドーロ」へ2勝目をプレゼントです!
次走は重賞挑戦か!?兵庫ジュニアor全日本2歳優駿への参戦は?
オマツリオトコの陣営から、次走について発表はありません。
これだけ強い競馬をしたので、次走は「重賞」を使うのではないか?と思っています。
例えば、翌月に開催される「兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)」、年末の大一番「全日本2歳優駿(Jpn1)」も良さそうですね!
近年では、兵庫ジュニアグランプリを制した「テイエムサウスダウン」が、1勝クラスを勝利した後に参戦しています。
2020年はオマツリオトコ同様、ヤマボウシ賞を勝利し兵庫ジュニアグランプリで勝利した「デュアリスト」もいます。
もしかしたら、どこかの2歳重賞に進むかもしれませんので、オマツリオトコの次走を楽しみに待ちましょう!