2022年9月11日に開催された「ニエル賞(仏G2)」に、日本の「ドウデュース」が参戦しました!
凱旋門賞前のレースとあり、G2とは言え皆が注目するレースでした。
果たして、ドウデュースの走りはどうだったのか?次につながるレース内容だったか?
一緒に見ていきましょう!
目次
ドウデュースが初めて3着以内を外す!初海外重賞は4着に敗れる
7頭立てのニエル賞がスタートすると、ドウデュースはいつも通り後方で脚を溜めます。
逃げや先行勢の動きはなく、早仕掛けする馬もいません。
無論、ドウデュースも3歳の若駒ながら、行きたがる様子・鞍上の指示を聞かない仕草を見せません。
まるで海外重賞を渡り歩いてきた古馬のように、鞍上の指示に従いレースを進めていました。
そして最後の直線に入ります!
日本ダービー同様、しっかり溜めた末脚を発揮!いつもなら豪脚で他馬を粉砕するところでしたが…。
今回のドウデュースは伸びない!
前を走る「シムカミル」「ラッソー」「トゥルテスタマン」に届かず「4着」に敗れました。
見ていた私自身も、末脚が炸裂しないドウデュースに「どうしたんだろう?」と思うほどです。
日本ダービーの再来なるか!?叩いて強しのドウデュース
とは言え、今回のドウデュースの走りを悲観するほどではありません。
確かに4着に敗れた時はどうしたものか?と思いましたが、ドウデュースの過去の経歴を見れば納得します。
過去のG1を例に出しましょう。
- 朝日杯FS:2歳新馬⇒アイビーSを経て参戦。見事初G1タイトルGET!
- 日本ダービー:弥生賞2着、皐月賞3着。2戦叩いて日本ダービーに参戦し優勝
つまり、何戦か叩かないと本領発揮しない馬だと思います。
もう少しドウデュースの体が絞れれば、日本ダービーのような走りをできるのでは?
今回のニエル賞では、凱旋門賞と同じ競馬場でしたので、芝の感触を確かめられたのは良いでしょう。
あくまでも本番は「凱旋門賞」です。
初めて3着以内を外したのは残念ですが、その鬱憤を凱旋門賞で発揮して欲しいです!