2022年8月25日に佐賀競馬場で開催される「サマーチャンピオン(Jpn3)」の枠順が決定しました!
このレースに出走、または勝利した馬達は、後の重賞戦線で大活躍!出世レースと言って過言ではありません。
たとえば、以下の馬達が後の重賞戦線で活躍しました。
- グレイスフルリープ:勝利後「コリアスプリント(G1)」「JBCスプリント(G1)」制覇
- タガノトネール:重賞2勝。南部杯(G1)で2着に入る
- ラブミーチャン:サマーチャンピオン出走後、重賞3勝の成績を残す
このように、G1を制覇する馬や重賞戦線で活躍する馬を輩出しました。
さて、肝心の枠順はどうなったのか?一緒に見ていきましょう!
有力馬「シャマル」は大外の8枠12番!レディバグやコンバスチョンは?
サマーチャンピオン(Jpn3の)枠順は以下の通りです。(カッコ内は「性別・年齢・騎手・調教師」です)
- 1-1 グレートコマンダー(牝8、細川智史、愛知・今津博之)
- 2-2 サクセスエナジー(牡8、松山弘平、栗東・北出成人)
- 3-3 コンバスチョン(牡3、川田将雅、美浦・伊藤圭三)
- 4-4 レディバグ(牝4、酒井学、栗東・北出成人)
- 5-5 リュウノシンゲン(牡4、山口勲、佐賀・山田徹)
- 5-6 ラウダシオン(牡5、M.デムーロ、栗東・斉藤崇史)
- 6-7 ナンヨーアミーコ(セ9、飛田愛斗、佐賀・矢野久美)
- 6-8 スーパースナッズ(牝7、田中直人、佐賀・手島勝利)
- 7-9 ユアマイラブ(牡9、浅野皓大、愛知・今津博之)
- 7-10 キタカラキタムスメ(牝5、竹吉徹、佐賀・川田孝好)
- 8-11 コウエイアンカ(セ7、大山真吾、兵庫・保利良平)
- 8-12 シャマル(牡4、川須栄彦、栗東・松下武士)
東京スプリントを勝利し、波に乗っている「シャマル」は厳しい「8枠12番」!!
前走のスパーキングレディースカップで、G1馬「ショウナンナデシコ」を追い詰めたレディバグは、ちょうど良い「4枠4番」です。
ペイシャエス、ブリッツファング等の強者と戦ってきた「コンバスチョン」は「3枠3番」に入りました。
前年2着のサクセスエナジーが「2枠2番」の素晴らしい枠を取ったので、一発あるかもしれません!
NHKマイルカップ王者「ラウダシオン」参戦|ダートで通用するか?
私自身、今年のサマーチャンピオンで一番驚いたのは「ラウダシオン」が参戦することです。
ラウダシオンは「2020年:NHKマイルカップ(G1)」の勝者であり、三冠馬「コントレイル」と同期です。
今までは芝1200~1600mを走っていましたが、結果が出ない厳しい状況…。
ダートへの出走は、母系の覚醒遺伝を信じて送り出したのでは?と感じます。
ラウダシオンの母「アンティフォナ」、実は父、祖父共にアメリカで有名なG1馬です。
- Songandaprayer(母父):ファウンテンオヴユースS(G1)勝者
- Unbridled’s Song(母の祖父):ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル(G1)、フロリダダービー(G1)勝者
特に「Unbridled’s Song」の血筋は「ブルードメサイアー(母方の父)」として有名であり、日本競馬で以下の競走馬が活躍しています。
- ダノンプラチナ(朝日杯FS勝者)
- コントレイル(三冠馬)
- スワーブリチャード(大阪杯、ジャパンカップ勝者)
- ジャックドール(金鯱賞、札幌記念勝者)
- ノットゥルノ(ジャパンダートダービー勝者)
ブルードメサイアーとして、芝&ダート両方で活躍馬を輩出しています。
もしかしたら、ラウダシオンも母方の血が覚醒し、ダート戦線でも活躍できるのでは?と考えています。
ただ、初ダートのため過信は禁物です!
今回のレースでラウダシオンがダートを走れるのか?そして掲示板内に入れるのか?注目です!
2022年のサマーチャンピオンは佐賀競馬場「8月25日18:00」発走です!