2022年も夏の名物「習志野きらっとスプリント」がやってきました!
「1000m」の短距離レースは地方ならでは!
このレースに勝利した「ラブミーチャン」「ノブワイルド」は交流重賞で勝利する等、数々の名馬が誕生しています。
今年の習志野きらっとスプリントは誰が勝利したのか?見ていきましょう!
2022年勝者は「ギシギシ」!絶望的な位置からの差しきり勝ち!
2022年の習志野きらっとスプリント勝者は、大井所属の「ギシギシ(4歳.牡)」です!
ギシギシは2021年12月29日のレースを皮切りに、ダート短距離路線で結果を残す地方馬です。
2022年は「7戦5勝」!2着1回、3着1回(交流重賞G3)で掲示板を外さない安定した成績を出しています。
しかし!今回のレースは、ギシギシにとって厳しいレースでした…。
「キモンルビー」「コパノフィーリング」が逃げる展開であり、最終コーナーを抜けるとキモンルビーが独走態勢!
残り200mでも先頭まで5馬身以上離された展開…、絶望的な位置のためキモンルビーで決まりか?と思われました。
ところが、ギシギシは先頭目掛けて末脚を炸裂!
上がり3F「36.4秒」の末脚で、キモンルビーをゴール前で差しきったのです!
正直、見ていた私もギシギシが差しきるとは思っていませんでした。
習志野きらっとスプリント入れて8戦目、これだけの実力を出せるなら交流重賞でも勝てると思います。
東京スプリント(G3)でも3着に入っているため、交流重賞の制覇も近いかもしれませんね!
ギシギシの目標はJBCスプリントか?今後の展開はどうなる?
勝利したギシギシの次走は発表されていません。
2022年度は習志野きらっとスプリント入れ「8戦」しています。
ここまで使い続けたため、1度休養にはいるのでは?と考えています。
休養後は、地方重賞or交流重賞を挟んで「JBCスプリント」が目標でしょう。
現在、ダートスプリントは「オメガパフューム」「チュウワウィザード」等のように、抜けた馬がいません。
挙げるとすれば、古馬になってから覚醒した「リュウノユキナ」。
重賞3連勝中の「ダンシングプリンス」等であり、そこまで差がないと思っています。
今が伸び盛りの4歳ですので、秋に入ってからもう1段成長するでしょう。
ダートスプリントに新たな実力馬が参戦したので、今後のスプリント路線から目が離せません!