世代の重賞1番乗りは誰か?
重賞1番乗りを決める伝統レース「函館2歳S」が、2022年7月16日に開催されました。
ここで勝利した馬達は、後の短距離戦、または重賞戦線で活躍しています!
それでは早速、どの馬が勝利したのか見ていきましょう。
函館2歳Sはブトンドール勝利!父ビッグアーサーは重賞初勝利
今年の函館2歳S勝者は、4番人気の「ブトンドール」です!
スタート直後は、先頭争いを避けて中団よりやや後方に待機。
若干、芝が荒れ始めているためか外目を走らせ、馬の負担にならないよう進めていきます。
最終コーナーに入ると、先頭争いのせいか前目の馬が続々と後退。
ブトンドールは、それらの馬をかわすためか大外を回る不利な展開です。
先頭とも差があるためここまでか?と思われましたが、直線に入った瞬間に加速!
残り200mで先頭とは3馬身以上ありましたが、逃げるクリダームを差しきりゴールです。
レースを見ていた私自身、武豊騎手が手綱を握るクリダームが勝利すると思っていましたが…恐れ入りました!
3着には、ダートから参戦した「オマツリオトコ」が入りました。
オマツリオトコも、スタートをスムーズに出て、なおかつ最後の直線で邪魔されなければ2着もあったかもしれません。
父ビッグアーサーに重賞初勝利をプレゼント!短距離~マイル路線の活躍を期待
ブトンドールの勝利により、父である「ビッグアーサー」に重賞初勝利をプレゼントしました。
ビッグアーサーの子供たちは2022年現在、「2021年度」「2022年度」で出走しています。
2年目を迎えている中、初重賞は非常に速いペースです。
ビッグアーサーのように、このまま1200~1400mの短距離で活躍するのも良いですが、マイル路線も見たいものです。
函館2歳Sを見ても、距離を少し伸ばしても大丈夫なほど軽快な走りをしています。
そのため、次走は「サウジアラビアC(G3)」や「アルテミススS(G3)」と言った、マイル路線の活躍を見たいです。
次走について発表はありませんが、今後の活躍に期待ですね!