2022年7月13日に開催された「ジャパンダートダービー(3歳・JpnI・ダ2000m)」
抜けた馬がいない中、3歳ダートの頂点に立ったのは4番人気の「ノットゥルノ」です!
鞍上は生きる伝説「武豊騎手」であり、今回の勝利で「日本ダービー」「ジャパンダートダービー」、
なんと芝&ダートの両ダービーを同一年制覇です。
レースを見ていた私自身、雨が降る不良のコンディションの中、武豊騎手しかできない見事な騎乗に感銘を受けました。
武豊騎手の騎乗、そして17年ぶり3度目の快挙について詳しく紹介します。
武豊騎手に導かれノットゥルノ勝利!兵庫チャンピオンシップの雪辱を果たす
ジャパンダートダービーが開催された大井競馬場は、雨が降りしきる不良馬場でした。
水たまりができるほどの馬場の中、14頭が一斉にスタートを切りました。
先手を取ったのは「10番:リコーヴィクター」、続いて1番人気の「6番:ブリッツファング」。
「13番:コマンドライン」「14番:ノットゥルノ」「7番:ペイシャエス」と続きます。
第3コーナーまで、この流れは続きますが、最終コーナーでブリッツファングが仕掛けます。
内目をついた経済コースを走るブリッツファングは、ロスなく最終直線に入ると1馬身程抜け出します。
兵庫チャンピオンシップの時同様、このまま押し切るか?と思った矢先、後ろから「ノットゥルノ」が迫ります!
両者一歩も譲らない中、残り100mでノットゥルノが加速!ブリッツファングを抜き去ります。
後方から「ペイシャエス」も迫りますが、追撃を振り切り見事勝利!
2着に「ペイシャエス」、3着は最後まで粘った「ブリッツファング」です。
この勝利により、ノットゥルノは兵庫チャンピオンシップの雪辱を果たしました。
【ノットゥルノ 血統】
- 父:ハーツクライ
- 母:シェイクズセレナーデ(母父:アンブライドルズソング)
武豊騎手が17年ぶり3度目の快挙!日本ダービー&ジャパンダートダービー同一年制覇を飾る
今回の勝利で武豊騎手は「日本ダービー」「ジャパンダートダービー」、芝&ダートのダービー同一年制覇を達成しました。
実は武豊騎手、同一年制覇は初めてではなく過去2回達成しています。
【2002年】
- 日本ダービー:タニノギムレット
- ジャパンダートダービー:ゴールドアリュール
【2005年】
- 日本ダービー:ディープインパクト
- ジャパンダートダービー:カネヒキリ
そして2022年は「日本ダービー:ドウデュース」で勝利したため、17年ぶり3度目の快挙です!
武豊騎手にとって「ゴールドアリュール」「ビッグウルフ」「カネヒキリ」に続き、ジャパンダートダービー「4勝目」を同時に達成しました。
これだけの偉業を達成しているので、生きる伝説と言っても過言ではないでしょう。
まとめ
今回のジャパンダートダービー、個人的に「ブリッツファング」を応援していましたが、惜しくも勝利を逃しました。
もし勝利すれば「父:ホッコータルマエ」に、初G1勝利をプレゼントできたのですが…残念です!
ゆっくり休養し、秋からの重賞戦線で再び活躍を見たいものです。
また、今回出走したメンバーで秋の重賞戦線を盛り上げてほしいと考えています。
最後に各陣営の皆様、本当にお疲れさまでした!