中央競馬&地方競馬の猛き乙女たちが集結する夏の一戦「スパーキングレディC」が開催されました!
2022年も錚々たるメンバーが出走しています。
G2&G3、Jpn2やJpn3で安定した成績を出す「サルサディオーネ」
2022年のかしわ記念勝者の「ショウナンナデシコ」
2022年5月に、リステッド競争を勝ったばかりの新鋭「レディバグ」等のメンバーが出走しました。
今年のスパーキングレディC、どの馬が勝利したのか?一緒に見ていきましょう。
2022年の勝者は「ショウナンナデシコ」!先行策で押し切りV!
サルサディオーネの逃げをピッタリマーク!2番手でプレッシャーをかける
スパーキングレディCがスタートすると、大方の予想通り「サルサディオーネ」が逃げる展開になりました。
ただ、スタート直後に鞭を使ってようやく前に付いたので「調子が悪いのかな?」と思いました。
このまま3~4馬身ぐらい離れて逃げるのかと思った矢先、外から「ショウナンナデシコ」が突入!
気持ちよく逃げる展開から一転、サルサディオーネにピッタリ張り付きました。
これが最終コーナまで続いたため、サルサディオーネはやりにくかったでしょう。
とは言え、ピッタリ張り付いたショウナンナデシコのスタミナが持つのか?と言う不安もありました。
最重量58kgも関係なし!最終直線で新鋭との対決を制する
「サルサディオーネ」「ショウナンナデシコ」は、実績馬だからかどちらも「58kg」のハンデを背負わされました。
その影響からか、サルサディオーネは最後の直線で脚色が鈍り後退…。
ですが!ショウナンナデシコは、ハンデをものともせず最後の直線で加速!
このまま3馬身、4馬身と突き放すか!?と思われた矢先、後方から脚を溜めていた新鋭「レディバグ」が迫ります!
レディバグの斤量はショウナンナデシコより3kg軽い「55kg」。
父の「ホッコータルマエ」を思わせる、猛烈な追い込みでショウナンナデシコに迫ります!
しかし、レディバグの追い込みもここまで…。
勝利したのはクビ差を制した「ショウナンナデシコ」です!
レディバグは2着、3着には最後まで粘った「サルサディオーネ」が入りました。
あと100m直線が長ければ、ショウナンナデシコを差していたかもしれません。
ショウナンナデシコの次走は南部杯か!?秋のG1&Jpn1戦線に期待!
スパーキングレディCを勝利したショウナンナデシコの次走について、陣営からは公表されておりません。
私の予想ですが、夏場はいったん休養して秋のG1やJpn1に出走するのでは?と考えています。
たとえば10月の「マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)」や「JBCレディースクラシック(Jpn1)」。
200m伸びますが、冬の「チャンピオンズカップ(G1)」も視野に入ります。
2着に入ったレディバグは成長途上ながら、ショウナンナデシコを追い詰める競馬をしました。
どこかの重賞で勝利し、賞金を加算できれば秋や冬のJpn1やG1でもう一度、ショウナンナデシコと対決できるかもしれません。
各陣営の今後の目標やローテーションはどうなるか?今後も目が離せません!