6月後半~9月前半まで「夏競馬」がスタートします!
東京競馬場、阪神競馬場…等々の中央とは異なり、以下のレース会場で行われます。
- 福島競馬場
- 新潟競馬場
- 小倉競馬場
- 札幌競馬場
- 函館競馬場
- 中京競馬場
ローカル開催では、今までの中央競馬で活躍できなかった馬、または惜敗続きだった馬が大活躍する場でもあります。
その馬達を見逃すのは、非常にもったいないです!
今回は、夏競馬で力を発揮する「ローカルホース」の見つけ方、そして選び方について解説します。
夏馬を見つける!ローカル開催で力を発揮する馬の見つけ方
札幌競馬場&函館競馬場が得意!1番分かりやすい洋芝巧者を見つける
ローカル開催で一番分かりやすいのは「洋芝巧者」を見つけることです。
洋芝とは、水分を含みやすく草丈も長い芝であり「パワー」を大いに求められます。
採用している競馬場は「札幌競馬場」「函館競馬場」のみです。
中央で力を発揮した馬でも、洋芝では駄目…、または順位を落とすこともあります。
一方「洋芝は大歓迎!」と言わんばかりに能力を発揮する馬もいるのです。
たとえば、下記の馬が挙げられます。
- エリモハリアー:2005~2007年の函館記念(G3)を3連覇
- ヴァトレニ:洋芝(札幌&函館)で4戦4勝の実績
- アドマイヤジャスタ:2018年ホープフルS(G1)2着馬。2020年 函館記念で復活V
等々、中央開催で活躍できなかった馬が無類の強さを発揮します!
そのため、下位人気でも洋芝巧者が上位に食い込むこともありますよ!
小回りコースはお任せ!小倉競馬場・福島競馬場等の小回り巧者を見つける
もう1つ見逃せないのが「小回り巧者」です。
東京競馬場や阪神競馬場等の中央なら、直線も長くコーナーの回数も多くありません。
一方、小倉競馬場や福島競馬場と言った「小回りコース」は、そうもいきません。
最後の直線がどちらも「300m未満」!
そのため、最後の直線で差し・追い込みが届かない、コーナーの回数が多く馬が疲れる…等々、ローカルならではの特徴が出てきます。
ですが!小回りコースだからこそ輝く馬もいるのです!
小回りコースだからこそ輝いた馬達の一例を、ピックアップしてみましょう。
- アルバートドック:小倉大賞典(G3)、七夕賞(G3)勝者。重賞2勝全て小回りコース
- ゼーヴィント:福島競馬場で「3戦2勝」。2勝は「ラジオNIKKEI賞(G3)」「七夕賞(G3)」
- メイショウカイドウ:2004年に小倉記念、七夕賞等の小倉&福島の重賞を「5勝」した名馬
小回りコースは「逃げ馬」「先行馬」が、そのまま押し切る傾向も強いです!
小倉競馬場や福島競馬場等、小回りコースで力を発揮する馬を見つけましょう。
夏の暑さに強い馬を見つける|夏の実績確認&牝馬の活躍も要チェック!
ローカル開催で活躍する馬だけでなく、夏の暑さに強い「夏馬」も見つけましょう!
本来、夏の暑さは馬にとって大敵です!暑さに弱く、力を発揮できない馬が大勢います。
しかし「夏場を待ってました!」と言わんばかりに活躍する馬達もいるのです。
- ハクサンムーン:2013年の夏競馬で重賞を「3戦2勝」で飾る
- パドトロワ:重賞3勝全て「夏競馬」で勝利
また「牝馬」の活躍も見逃してはいけません!
現に夏競馬で実績を挙げている牝馬たちもいるのです。
- ダイメイプリンセス:7戦中4勝を夏競馬で勝利
- ベルカント:6戦中4勝を夏競馬で勝利
- ラブカンプー;2018年の夏競馬で、重賞に3回挑戦し2着2回、3着1回の実績
このように、夏に実績を挙げている馬、または牝馬の活躍も見逃せないポイントです。
夏競馬を楽しむなら、夏馬や牝馬から目が離せませんよ!
まとめ
ここまでの内容をまとめると…
- 札幌競馬場&函館競馬場で活躍する「洋芝巧者」を見つける
- 小倉競馬場や福島競馬場等の「小回り巧者」を見つける
- 夏馬、夏に活躍する牝馬を見つける
夏競馬は中央開催で活躍できなかった馬が、大いに活躍する絶好の機会です。
皆さんも夏競馬を楽しむ際は、上記のポイントを覚え、夏に活躍する競走馬を見つけましょう!