サマースプリントやサマー2000シリーズ…等々、盛りだくさんの夏競馬がスタートしました!
ですが、もう1つの楽しみ「新馬戦」を忘れてはいけません。
今年は新種牡馬の「ファインニードル」「レッドファルクス」の産駒がデビュー!
他にも、ビッグアーサーやリーチザクラウ等の産駒も活躍中です!
そこで、2022年7月2日に開催された新馬戦から注目のレースをピックアップします。
果たしてどの馬が新馬戦を勝ったのか?一緒に見ていきましょう。
【福島5R】ナックブレイブが押し切りV!レッドファルクス産駒初の勝利
福島5Rは、3番手に控えて競馬を進めた5番人気「ナックブレイブ」が押し切り勝ちです!
先に動いた分、不利にもかかわらず猛追してきた「ブーケファロス」に1/2馬身付けました。
今回の勝利で新種牡馬「レッドファルクス」産駒初の勝利です。
父の馬力の違いを見せつける追い込みとは違い、ナックブレイブは折り合を付けた丁寧な立ち回りです。
父・子で攻め方がこうも違うと感じさせられた一戦でした。
【ナックブレイブ血統】
- 父:レッドファルクス
- 母:ワキノバクシン(母父:サクラバクシンオー)
【函館5R】ブトンドールが勝利!ビッグアーサー産駒が初のワンツーを決める
函館5Rは、好位から競馬を進めた4番人気の「ブトンドール」が勝利しました。
先に抜け出した2番人気「アネモス」は、1.1/2馬身差付けられ2着に終わりました。
ですが!このレース「ビッグアーサー産駒」が、まさかのワンツーフィニッシュを決めたのです!
新馬戦に限らず、他のレースでも同産駒がワンツーフィニッシュを決めるのはなかなかありません。
可能であれば函館5R、見ることをおすすめします。
【ブトンドール血統】
- 父:ビッグアーサー
- 母:プリンセスロック(スウィフトカレント)
【函館6R】ニシノシークレットが逃げ切り勝ち!後続に5馬身付ける圧勝劇
函館6Rでは、断然の1番人気「ニシノシークレット」が逃げ切り勝ちです!
出走しているメンバーとレベルが違うのでは?と感じさせるほどの強さを見せ、後続に5馬身差を付けました。
上がり3F「35.1秒」と、ダートにしては速いため芝でも行けるのでは?と感じさせます。
できるのであれば、函館2歳S等の芝重賞で走りを見たいものです!
【ニシノシークレット血統】
- 父:リーチザクラウン
- 母:ニシノラピート(サウスヴィグラス)
【福島6R】バグラダスがハナ差で勝利|トモジャミの追込を凌ぐ
福島6Rの新馬戦は、先手を奪いゴールまで押し切った「バグラダス」の勝利です!
バグラダスは先手を奪うと、そのままゴールまで押し切りました。
後半、4番人気の「トモジャミ」が猛烈な追い込みで迫りましたが、鼻差凌いで勝利したのです。
最後は力尽きて垂れるかな?と思いましたが、勝負根性は目を見張るものがあります。
バグラダス、トモジャミどちらもこれからの活躍に期待できます!
【バグラダス血統】
- 父:マジェスティックウォリアー
- 母:メジェルダ(ディープインパクト)
【小倉6R】マルモリキングがハナ差勝利!ゴッドセンドとの競り合いを制す
小倉6Rでは「マルモリキング」がハナ差で勝利しました。
このレースは、マルモリキングと1番人気「ゴッドセンド」の一騎打ちと言っても過言ではありません。
最終コーナーに入ると、2頭以外は付いていけず実質「マルモリキングVSゴッドセンド」の戦いでした。
争いはゴール前まで続き、最後は鼻差でマルモリキングが制しました。
ゴットセンドも1番人気にふさわしい実力馬ですので、勝ち上がりも近いでしょう!
【マルモリキング血統】
- 父:ホッコータルマエ
- 母:ミヤジガンバレ(ファスリエフ)
【未勝利戦】ファインニードル産駒「ウメムスビ」が勝利!父に初勝利をプレゼント
新馬戦ではありませんが、未勝利戦で嬉しいニュースが入りました。
小倉1Rで開催された未勝利戦で、ファインニードル産駒「ウメムスビ」が勝利しました!
今回の勝利で「父:ファインニードル」に産駒初勝利をプレゼントしたのです。
ファインニードル産駒はこれまで、合計5戦出走しましたが勝ち星0です…。
6戦目にしてようやく勝利を飾れましたので、この勢いで初重賞制覇を見たいですね!
【ウメムスビ血統】
- 父:ファインニードル
- 母:ヴィオレット(シンボリクリスエス)
まとめ
夏の新馬戦は、まだまだ始まったばかりです!
レッドファルクスやファインニードル等、新種牡馬たちの子供達も続々とデビューするでしょう。
重賞レースも良いですが、新馬戦で初々しい馬達を見るのも面白いものです。
もしかしたら、新馬戦で活躍した馬が未来のスターになるかもしれません!
皆さんもサマーシリーズ以外に、新馬戦も存分に楽しみましょう。