2022年6月7日に「顕彰馬」についてJRAより発表がありました。
2021年度は規定の「投票者数の4分の3以上」をクリアできず、どの馬も対象外…。
中でも「キングカメハメハ」は140票であり、あと4票あれば顕彰馬の仲間入りでしたのに残念です!
果たして今年の顕彰馬はどうなったのか?見ていきましょう。
アーモンドアイが8票足りず顕彰馬入りならず!2年連続顕彰馬なし
一目で分かる顕彰馬制度とは?
顕彰馬制度とは、中央競馬の発展に貢献した馬の功績をたたえるために1984年にスタートした制度です。
現在「記者(記者クラブ歴10年以上、各専門誌代表者3名)」による投票で決定され、投票者数の4分の3以上の票を得れば顕彰馬に選ばれます。
投票対象は「中央競馬所属」であり、競争成績が特に優秀な競走馬です。
更に「近20年」に登録した競走馬が対象になります。
過去には、数多くの名馬達が選ばれました。その中からピックアップしましょう。
- 2016年:ジェンティルドンナ
- 2018年:ロードカナロア
- 2020年:キタサンブラック
他にも「オルフェーブル」や「ディープインパクト」等、誰もが知る名馬が顕彰馬に選出されました。
2014年以降は「JRA60周年記念事業」の一環として、「1人:2頭までの投票」を「最大4頭」まで拡大!
現在も、1人4頭まで投票できるようになりました。
アーモンドアイが惜しくも顕彰馬を逃す!202人の4分の3以上の獲得ならず
今回の顕彰馬候補は、昨年に惜しくも顕彰馬になれなかった「キングカメハメハ」
G1 9勝と言う偉業を成し遂げた女傑「アーモンドアイ」の2頭です。
結論を先に言いますと、残念ながら2頭共落選です…。
どちらも「144票」のため、投票者202人の4分の3以上(152票)を獲得できませんでした。
個人的には、今年の顕彰馬はアーモンドアイが選出されると思っていました。
G1 9勝であり「三冠牝馬」、その上「獲得賞金No.1」の実績まで持っています。
誰からも愛される名馬でしたので、今回の落選は正直驚きです。
とは言え、まだまだチャンスはありますので次回の顕彰馬投票に期待します!